Banff Journal

Vol01. 出発

20th Jun,2007

Banff Journal 始まりました。旅日記もなかなか定着してきた。この習慣は旅行しな がらだと面倒臭いんだけど、旅行から帰ってくるとやっててよかったなと思うわけで やめられない。今回は体調に少々不安が残るままの出発なので心配ではあるが、まぁ 大丈夫でしょう。午前中、六本木のクミチャンのところで髪を切ってから出発。午後 6時のJALに乗ってまずはVancouverへ。懐かしのVancouverの空港に到着し、そのま まAIR CANADAでカルガリー空港へ乗り継ぎ。カルガリーに現地時間20日午後5時に 到着。

カルガリー空港付近。空港からはバスで二時間かけてバンフへ。天気が無茶苦茶いい よ。肌寒いかと思ったら暑いので安心した。この時点で午後6時なのに午後12時ぐ らいの空。時間の感覚がおかしくなる。

景色がヤバいです。バンフにはカナダで一番古い国立公園がある。山、特有のよくぞ ココまで来たな的な感慨。面倒臭くても遠くには行った方がいいんだよなー、とまた 単純に思った。とにかく現場にいかないとの精神で今回も交渉していたがよかったよ かった。

山の写真ばっかりですが、Banffに入りました。標高1300m。カナダで一番僕が好 きなのは「色」。山の色も、緑の色も、建物の色もなんか違う。マットな落ち着いた 色。これが気持ちよくさせる。山を間近に見ると一層「色」に対する興味が深まる。 Anthonyたちが待つ、Walter Phillip Galleryへと向かう。

Banff Centreに到着。今日と明日は僕一人でCentre内にあるLloyd Hallという宿舎 へ。広い部屋。作業机の向こうがロッキー山脈。

ベッドルームからの眺め。午後8時過ぎてんのに明るい。時差ボケかなんかわからん が、ぼーっとする。アントニーから電話がかかる。後で会う事に。

ようやく日が暮れてきた午後10時頃。この後、アントニーと一緒に近くのパブへ。 パブで、今回のグループ展の仲間と会う。その他いろんなアーティストがパブで飲ん でいて、色々話す。まだ完全に英語モードになっていない。やっぱり日本だと日本語 しか使わんからこっちのノリに慣れるまで時間がかかるな。麦酒をごちそうになる。 デジカメ忘れた。今日はこれぐらいで。明日から急ピッチで展覧会の設営をする。頑 張りますかー。部屋に帰ってきて、ゆっくりする。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-