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Journal -坂口恭平の毎日-

2010年5月31日(月)

午前中、アオの病院に行って血糖値を測定し、問題無し。その後、電車で三鷹まで。そこからバスでジブリ美術館へ。明日がアオの誕生日なので、誕生日プレゼントということで行くことに。僕は二回目。やはりここは全ての展示のクオリティが高いので、アトラクションなんか一つもないのに十分楽しめる。映画は「めいとこねこバス」。これがまたいい。その後、リアルネコバスで遊び、リアルこねこバスまで特別に体験ができて、ホットドックとカツサンドを食べて、八十八夜に寄って麦酒を飲んで、帰ってきた。

2010年5月30日(日)

午前中、家でぼうっとして、12時に外出。フーアオが行っている増田書店の読み聞かせ会に行ってみる。すごい盛況しており驚く。良い会であった。その後、アオがピザを石釜で作る人をみたいというので、国立駅近くのうまいピザ屋へ行き、作る姿を見るも、行列が長過ぎて、食べるのは断念。結局モスバーガー。その後、読書をして、外出。横浜駅へ。バスで横国大へ。タンゴと待ち合わせしていく。建築学科のスタジオ内で行われている建築家×クリエイターのトークショーを見に行く。太田出版の北尾さんとも会う。これを主宰している藤原さんに来週会うことになっていたために行ってみることにしたのだ。建築家はマウントフジの原田真宏さん、クリエイターは作家、漫画家の小林エリカさん。原田さんは作っているものは的確なデザインで面白いなとは思ったが、なぜ建築を建てるのかという、社会的な側面に対して真っ正面に対峙していないのではないかと思い、手をあげてそう質問した。が、なかなかちゃんとした議論にはならず。なかなか建築家ときちんと話そうと思っても、僕の言っていることを理解してもらえないことが多い。しかし、どんどん建築の方面も突き進んでいこうと思った。その後、北尾さんとタンゴと僕の三人で、横浜駅近くのお好み家で広島風お好み焼きを食べながら飲む。トークを聞いている途中で、僕は次の本の構想がピカンと閃いてしまったので、その話を北尾さんにすると、よし、次はそれで行きましょうとなった。面白くなってきた。さらに、もう一つとんでもないことに二人で気付いた。少しずつ動いて、もしも実現できたら、スゴいことになるかもしれない。共通の目標を設定する。なかなか緊迫する局面が続いているが、乗り切っていくしかない。しかし、大波は来ている。それは実感している。

2010年5月29日(土)

午前中、読書。石井光太さんの「物乞う仏陀」。UNIVERSITYにぜひ呼びたいと思って読み始めたのだが、これがやばい。いやいや、とんでもない人間が本当に次から次へといるものである。日本には豊潤な知性が潜んでいるのだなと思う。で、昼過ぎに外出。三宿へ。世田谷ものづくり学校へ。カフェで黒崎さんと会い、打ち合わせ。石川直樹も遅れて参加。午後2時から、黒崎さんの授業の中で、僕と石川直樹の対談。またまた今日も二人でバチバチして、なかなか面白かった。ゼロから始める都市型狩猟採集生活のパイロット版を読んでくれたらしく、彼らしく的確な意見をもらった。その後、ギャラを貰って、それを持って二人で中華料理屋へ。二人で打ち上げ。で、話は僕の新しい本をどうやったらよくなるかというのと、その後、僕が今年の夏はサマースクールのようなものをやりたいと思っているといったのだが、それに彼がのってきた。ぜひ一緒にやろうと。さらに磯部涼にも電話して、一緒にやろうといった。二泊三日ぐらいで、毎日朝まで討論をするというのはどうかなと。ちょっと暑苦しいかもしれないので、女性も入れたいよね、どんな人がいいかななどと話し合う。とにかく人が集まる場所を作らないといけないと思い続けている。それに石川直樹は驚きつつも賛同してくれた。その後、分かれて、僕は恵比寿駅へ。磯部涼を呼び出して、二人で寿司屋へ行って、作戦会議。その後、和風アイスクリーム屋でアイスを食べた。夜、家に帰ってくる。

2010年5月28日(金)

昼間から夕方まで家で作業。なかなか集中して家で作業できない。夜、外出。千駄ヶ谷のもつ鍋屋へ。写真家の石塚元良太の壮行会。ゲンタローは来月から一年間、アメリカに文化庁の芸術家派遣で行くので。ゲンタローとこれからについて色々と話す。けいちゃんとスペクテイターの打ち合わせ。陶芸家の石井ちゃんとどうやって社会と接点を作っていくかについて熱い議論。この男も面白い人間である。その後、終電近くまで飲むも、ちゃんと終電で帰ろうと思って、帰ってきた。

2010年5月27日(木)

朝起きて、スペクテイターの構成案を練り、ケイちゃんに送信。昼過ぎに外出。新宿駅へ。ベルクで河出書房の坂上さんと待ち合わせ。書き下ろし単行本についての打ち合わせ。ゼロから始める都市型狩猟採集生活を読んでくれており、かなり反応が良かったのでほっとする。そして、それをもっての新しい方向性をどうやって書いていくか。まだ本が出てないのだが、気持ちはもう次である。とにかく色々と混沌と話す。今度は自分のことだけを書く。そんな感じになってきた。こうやって、まだわからない形について議論して空想するときが一番楽しいといえば楽しいな。その後、第二回のUNIVERSITYに呼ぶ人は誰がいいかと話し合い。この人はどうかという人を教えられ、坂上さんに本を頂いた。おもしろそうだ。その後、原宿へ。リトルモア編集部へ。社長の孫さんと話す。そして、ますいちゃんにギャラをもらう。第二回はちょっと面白い展開を考えている。どうなるかわからんけど。その後、原宿駅で石川直樹くんと待ち合わせ。二人でGYREのSMOKEへ。黒崎さんと待ち合わせして、29日の僕と石川くんとのトークショーの打ち合わせ。これは受講している人だけ限定のトークショー。で、トークを続けて、僕と石川くんとの共著で本を作ろうと黒崎さんに言われる。なるほどそうきたか。面白いかもしれない。午後7時過ぎごろいて、その後、代々木へ。駅近くのアンコールワットというカンボジア料理屋でNTT出版の神部くんと、メディアデザイン研究所の斎藤くんと、国立近代美術館の柴原さんと食事会。彼ら三人とも早稲田大学建築学科の後輩である。しかも、誰も建築をやっていない。色々と話す。僕は最近、飲み会で酒を飲むのをやめてみた。これがとてもいい。というか僕の場合、酒が入っても入らなくてもテンションが変わらないので、実は酒なんて必要なかったのである。ということに今さら気付く。そうすれば、議論も朝まで余裕でやれるし、しかも、次の日もしっかりと仕事ができる。ちょっとこれでいってみよう。午後11時ごろ電車で国立まで帰ってくる。今日は話しすぎた。寝違えた首が痛い。石川直樹くん、さっそく出版社に話しを付けたとの電話。さすが、早いな。彼と一緒に仕事をすれば色々と学ぶところも多いだろう。

2010年5月26日(水)

結局、朝9時半ごろまで中さんの家にいて、スピーカーからはMintのwhere is the LUV?(生理的に大好きPART3)。ピアノのトラックに感極まる。その後、中さんに挨拶して、タクシーで磯部涼と二人で恵比寿駅へ。僕はそこから六郷土手駅へ。多摩川のほとりで眠る。きづいたら四時間たっていた。駅前に戻り、改札でTOKYO FMの木村さんと待ち合わせ。30日の深夜で流される番組のための収録を多摩川を歩きながら。DOMMUNEを見てくれていたらしく、都市型狩猟採集生活について語る。かなり語ってしまう。仕方がない。その後、電車の中でも話は続き、夢中になっていた僕たちは気付いたら羽田空港まで行っちゃっていた。しかし、面白い話になったのではないか。ラジオ番組もやってみたいです、と伝えた。その後新宿へ。駅のホームで偶然なのか必然なのかよくわからんが、ダブ丸とばったり会い、そのままベルクへ。二人でエーデルピルスで乾杯し、少し話す。その後、家に帰ってくる。宇川さんに電話して、DOMMUNEの日程解禁になる。次回の都市型狩猟採集生活第二回ゲスト中沢新一さんは、6月16日の水曜日です。乞うご期待。予約についてはまた後日お知らせします。

2010年5月25日(火)

朝から小児科へ。アオの血糖値を測りに。その後、公園でアオと二人で遊び、外出。代々木へ。フーがセキネ家の指輪を業者に提出。僕は、ザッツバーガーで麦酒。アオと二人で電車を見る。その後、高島屋の子供用品売り場で、おもちゃと戯れる。もちろんウィンドウショッピング。その後、僕だけ先に帰ってきて、歯医者。その後、家に帰ってきて、提出しなくてはいけない構成案を考える。夜、なぜか外出。恵比寿駅で僕と磯部涼と佐々木中さんとますいちゃんの四人で待ち合わせし、24時間営業の中華料理屋で話す。一昨日は酔っぱらっていたが、今日の中さんの話はかなり精度が高く、僕は圧倒された。ムハンマドの話がすご過ぎた。それ一昨日でもやってほしかったなー、って。さらにそこでますいちゃんから、UNIVERSITYについての画期的なアイデアも。次は来月やる予定。その後、男三人になり、恵比寿駅前のバーへ行き、その後、なんと佐々木中さんの家に連れて行ってもらった、というか、磯部涼と二人で押し入った。その空間が防空壕そのものの完全にアジトでぶっとばされた。一体、僕たち30過ぎた男たち三人はこんな朝っぱらから何をしているのだろうか。読み込まれた付箋が無数に溢れた中さんの蔵書の山に囲まれながら話す。

2010年5月24日(月)

ぐったりと疲れ、一日家でぼうっとして、布団の上で寝転がっていた。昨日のUNIVERSITYの感想なども届く。これは続けていく中で、やっていくしかない。UNIVERSITYについて佐々木中さんが一番始めに言っていたことが、脳裏をよぎる。誤解を恐れず突き進もう。

2010年5月23日(日)

朝から結構緊張していた。エクセシオールカフェで作戦会議。夕方出発し、原宿へ。リトルモアへ。リトルモア地下主宰のますいちゃん、そして、今日のゲストの佐々木中さんと会う。二人で話す。なかなかいい感じである。しかも、ますいちゃんが興奮して上がってきて、満員です、立ち見です、とのこと。90人以上が集まってくれたらしい。これは頑張らんといかん。そして、午後7時。トークスタート。のっけから、中さんペース。しかも、早すぎるお酒のペース。こちらは必死に突っ込む。知らぬ間に一時間半が過ぎていた。その後、トークはどんどんと続き、最終的に終わったのは11時半。なんと四時間半もやっていた。なかなかまとまった対話になりにくい状況ではあったが、最後の方で、いくつかぐぐっと核心は突けたのではないか。磯部涼、杉田俊介さんなどが質問し、こちらも頭が整理された。その後、居酒屋で打ち上げ。今回のトークについて賛否両論の議論。様々な意見があった。真摯に受け止めよう。そのまま朝まで原宿で、その後、中央線沿線のみんなとこの日が誕生日の磯部涼と阿佐ヶ谷でさらに飲み、バーガーキングへ行き、帰ってきた。

2010年5月22日(土)

外出し、原稿。コヨーテ、ゲラチェック。ワープインジャパン沖縄篇、かなりいい感じに出来上がっている。詳しくは6月10日発売号で。森岡書店の森岡さんの連載に出演依頼。快諾。路上力ゲラチェック。送信。そして、明日のUNIVERSITYで何を話すか、本を読みながら、考える。難しい。

2010年5月21日(金)

起きてすぐ外出。原宿駅へ。TWIGGYにて髪を切る。その後、国立に戻ってくる。さらに読書を続ける。集英社すばる編集部飛鳥さんよりメール。新連載の企画が通過したとのこと。これは月極駐車場に実際に家を建ててみるという実験をしようという連載。通過したからにはちゃんとやらねば。実話ナックルズの宮市くんよりゲラが送られてくる。多摩川の原始人の写真がスゴい。良いページになったのではないか。TOKYO FMより取材依頼。「都市型狩猟採集生活」について。快諾。今日は家でずっと読書。佐々木中さんの「夜戦と永遠」朝方、ようやく読み終わる。これはスゴい旅であった。UNIVERSITYは明後日の夜。楽しみだが、少し緊張もしている。

2010年5月20日(木)

昼、月刊スピリッツ「路上力」原稿。1600字完成し、送信。夜、恵比寿駅へ。駅からちょっと歩いたところにある熊本居酒屋「しん」へ。太田出版の北尾さん梅山くんとフリープロデューサーであり、民主党議員の第一秘書である渡辺満子さんと四人で食事会。渡辺さんに「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」を手渡す。色々と話をする。貴重な意見を頂く。しかも、それが的確すぎてこちらビビる。料理もオイシイ。馬刺にからしれんこん。これは面白くなってきた。建築界方面も話ができたらどんどんやっていこうとなった。この本を通じて色んな人と議論できたら良いと思う。その後、梅山くんと吉祥寺までタクシーで向かい、ハモニカで飲む。午前2時過ぎに解散。タクシーで国立まで戻る。

2010年5月19日(水)

家でドローイング作業。完成する。外出し、新宿駅でコヨーテ編集部にドローイングを手渡し、今月のコヨーテ仕事は終了。太田出版の梅山くんから連絡。DOMMUNE第二回になんと中沢新一さんが出演してくれることが決定した。日時などは後日発表します。これは大変なことになった。しっかりと頑張らんといけません。とにかく楽しみである。銀座へ。東京画廊にてイランアーティストの展覧会のオープニング。渡辺真也くんに誘われて。横浜日仏学院ディレクターのフィリップとも久しぶりに会う。バンコクに帰国するらしい。イラン人アーティストのサラさんを紹介してもらう。彼女は路上生活者とコンタクトを取りたいらしく、来週、僕が案内することにした。その後、食事会に誘ってもらう。アーティストの宇治野さんとも久しぶりに会う。ミルクのゴージャラスのライブ以来。森美術館のキュレーター、東京アートフェアのディレクター、コレクターなど美術界の人たちと話す。ちょっと最近の僕の動きとは全然違うところの話だったので、噛み合なくも、興味深い話が聞けた。おいしいインド料理屋で。その後、家に帰ってくる。

2010年5月18日(火)

家で作業。沖縄旅行のドローイング。ペン入れ。集中する。その後、外出。新宿駅へ。東口でテレビディレクターの津金さんとプロデューサーの松井さんと待ち合わせ。三人で、ナイジェリア料理屋エソギエへ行く。久しぶりにTAUCAR麦酒で乾杯。最近の近況を話す。松井さんかなり興味を持ってくれ、テレビ番組の企画として出したいとの依頼を受ける。これは実現したらかなり面白くなりそうだ。さらに話し込む。その後、松井さんは帰り、津金さんと二人で飲む。多摩川ロビンソンクーソー生活以来。午後11時頃まで。その後、家に帰ってくる。帰ってきて読書。

2010年5月17日(月)

昼まで寝てて、昼過ぎにエクセシオールへ。ドローイング作業。で、家に帰ってきて、「夜戦と永遠」。で、外出。電車で四谷駅へ。上智大学10号館にて教授のアンジェラと久々に会う。日本近代文学の翻訳版出版について打ち合わせ。海外の出版社から出す予定なのだが、かなり興味は持ってもらっているとのこと。来年出版目指していきましょうとのこと。また新しく、立体読書を描いて欲しいといくつかの小説を手渡される。中島敦「巡査の居る風景」足穂「天体嗜好症」堀辰雄「水族館」横光「街の底」田村泰次郎「形態」など。その後、二人で駅前のPAULへ行き、麦酒とオムレツを食べながら話す。色々とアドバイスを受ける。家に帰ってくる。夜、かきあげと人参の葉っぱの天ぷらを食べる。その後、読書。

2010年5月16日(日)

午前中、エクセシオールへ。コヨーテ沖縄の旅のドローイング作業。なかなか定まらない。下書きだけ描いてみている。その後、昼過ぎにフーアオと外出。井の頭公園の動物園へ。動物を見る。ハムスターと戯れる。リスが迫ってくる。象を見る。小さな遊園地があり、そこでうろうろとしているので、遊具に乗せると、怖いと言うアオ。カートに一緒に乗ったが、車は好きらしい。その後、園内を散歩し、無印良品で長靴を購入し、二人と別れて、麦酒買ってBASARA BOOKSへ。セキネと乾杯。で、一緒に新宿へ。紀伊国屋本店前で小説家の海猫沢めろんさんと待ち合わせ。歌舞伎町の上海料理屋へ行き、食事会。アトランティス的話で盛り上がる。というか、自分のスピリチュアルっぷりに気付かされ、驚く。明日のDOMMUNEに行けないので残念。めろんさんと別れて、セキネと二人で地下のバーでストロベリーオリジナルカクテルのような女性らしいものを飲む。で、家に帰ってくる。

2010年5月15日(土)

今日はほぼ日クルーと一緒に隅田川・多摩川ツアーのはずだったのだが、延期になったので、何も用事がない。ということで、またフーアオと公園へ行き、子供たちの動きをチェック。そして、アオは動物と戯れている。今日は総菜屋わたなべでたこ焼きを買い、冷えているのに美味であったが、元々僕の舌は信用ならん。その後、駅前のおもちゃ屋へ連れていき、最近やたらとお金に対する興味が激しいので、偽札を買ってあげることにした。財布付きで興奮している。さらにプラスティック製のハサミも。その後、二人と離れて僕だけエクセシオールへ。コヨーテ沖縄の旅篇原稿続き。闇市探検記。何だか終わらない。描き続け、11000字まで行っちゃって、そこで終わった。どうなのか、面白いのかこれは。分からず、とりあえず佐々木さんに送信。アリヤマさんから送られてきた新刊の装丁のデザイン案を繰り返し見ている。見れば見るほど、入り込んでいくかも。こうやって、また新しい子供を産むのはやはり何度体験しても楽しいもんである。キュレーターの渡辺真也くんから連絡。19日にオープニングに来てとのこと。この男も同年で頑張っている人間である。再びインディペンデントに戻ったそうで、大変だろうが、やっていきましょ。イタリア人の女性からメール。彼女は以前インタビューをしてくれた人なんだが、日本に来るらしい。僕にリバーサイドツアーの依頼。やります、やりますよ。小説家の海猫沢めろんさんから電話。僕が教えた京都のアイソレーションタンクはどうやら廃業したらしい。残念。日曜日一緒に酒飲みませんかとのお誘い。快諾。明日は沖縄ドローイングやらねば。書いては、描く。しかし、この連鎖は精神衛生上良い。いよいよ来週に迫ってきたUNIVERSITYに向けて佐々木中さんの「夜戦と永遠」というとんでもない分量の本を読んでいるのだが、読みながら震えています。今まで見ていた風景が一変するような本である。本当に久々に、というか初めてに近い衝撃を受けている。まだ第一部の終わりだが、興奮しながら読み進めている。というか読み前にUNIVERSITYにお誘いしてよかった。読んだ後だったら絶対呼べないと思った。びびってしまって。本当に、怖いもの知らずの無鉄砲野郎な自分に冷や汗がでるよ。しかし、おかげで一緒に話せる機会ができた。それは素晴らしいことだ。無鉄砲に感謝である。そんなとんでもない知性を持つ人間が同じ時代に、同じ街に生きていることを実感するだけで幸福だ。しかし、同時に、絶望的な気持ちにもなるのだが。今日は徹夜で読書します。どんな小説よりもスリリングである。

2010年5月14日(金)

午前中、アオと二人で公園へ行き、遊具で遊ぶ同い年ぐらいの子たちを二人で呆然と見る。アオは滑り台とかブランコとか全く興味がないらしく、地面を歩く蟻と公園の横の餌をばらまいている家に集まってくる鳥を見ている。基本、動物中心である。おかげで世の中にはいまだに結構な蟻がいることを知った。散歩中の犬とも挨拶し、公園の横の総菜屋でいつものように大学芋を購入し、二人で買い食いし、家に帰ってきて、昼飯食べて、外出。エクセシオールカフェへ行き、二階喫煙席にて原稿。コヨーテ沖縄の旅篇。とりあえず3000字書いた。まだまだ続きそうな気配。そこで終わらせて家で読書。歯医者。夜、餃子を作る。羽根つきやってみたうまくいった。食後、外出。高円寺駅へ。駅内のパン屋で筑摩書房井口さんと待ち合わせ。書き下ろし単行本「異色住(仮)」の打ち合わせ。なかなか取材が進んでいないので、頑張れと葉っぱをかけられる。やります、やりますよ。とにかく狂った本にしたいなと思っている。その後、麦酒買って、素人の乱シランプリ山下陽光の店に行き、一緒に麦酒飲む。秘密の空き地を紹介してもらう。その後、素人の乱の松本哉さんのリサイクルショップへ行き、異色住の取材。屋上住宅について。松本さんとは初対面。よく人から会ったほうがいいと言われていたが、タイミングが無く、今まで会うことはなかったが、井口さんは貧乏人の逆襲の編集者でもあり、そういうことで初対面。デモについてかなり興味深い話をきかせてもらう。その後、高円寺地ビールを作っている人にできたばかりの麦酒を貰い、飲む。その後、僕と井口さんと山下陽光と高岡くんと四人で、セピアへ行き、飲み会。山下陽光とああでもないこうでもないと話し合い。お互いぶっとばしていこうじゃないのよ。終電まで飲んで、家に帰ってくる。帰ってメールを見ると、たくさんのインタビューの依頼。どうした?本の宣伝せねばならんので、全部受けていきます。

2010年5月13日(木)

起きて、外出。午前11時に浅草駅へ。実話ナックルズの宮市くん、昨日に引き続き磯部涼、お久しぶりの多忙写真家梅川良満というまたまた凸凹野郎4人集まり、実話ナックルズの取材。僕が案内するリバーサイドツアー。実話では結構思い切ったことができそうなので楽しみ。まずは、鈴木さんの家で芋焼酎を飲みながら話す。その後、六郷土手へ行き、多摩川村へ。そこでまた新しく、ゴリラにしか見えない、原始人のような人間に出会う。その親父に村を案内してもらう。それがやばかった。で、その後、船越さんの家へ行き、ヤッさんに会い、コンさんに会い、京急蒲田へ行き、水上生活者の船を観て、駅前のドイツ酒場で打ち上げ。かなり気持ちよくなった状態で、なんと今日もトークショー。一体僕は何をしようとしているのであろうか。ということで、溜池山王へ。歩いてアークヒルズへ。その中にあるアークヒルズカフェという僕には全く似合わないオシャレなカフェでトークショー。140人も人が集まってきた。一体、どこからこんな数の人が集まってきているのか僕は分からないまま、なんとなくアウェイで試合をしているような気持ちでトークショースタート。ということで、いつもより多少アジテーション多めの展開で、しかし、なんとか盛り上がったのではないか。民主党の方も著書を読んでくれて気に入ってくれたらしく来てくれていた。そういう反応は気になります。その後、色んな人たちと話す。みな積極的すぎてこちらがたじたじであった。ケイちゃんも来てくれていて、二人でちょっと飲んで、タクシーで渋谷へ。編集部へちょっと寄って、その後、二人で寿司屋へ。にぎりを食べて、スペクテイター次号の原稿の打ち合わせ。仕事と労働について書いてくれてとのこと。その後、家に帰ってくる。

2010年5月12日(水)

昼前に外出し、駅前で原稿やらドローイングやら。仕事はたまっている。しかし、なかなか最近落ち着いて作業ができない。まあ体が動いていることはすごいいいことなんだが、そうすると椅子に座っての作業が苦痛になる。どうせずっと動いているわけにもいかないので、すぐ元に戻るはずであるが、今回は長い。今後の計画も立てる。書き下ろし単行本の方の進行が遅れている。今、頑張っとくと、年末辺りにちゃんと爆発するはずなので、ここは踏ん張りどころ。やろーやろ。夜、外出。吉祥寺へ。バウスシアターへ。上映されている松江哲明監督作品「ライブテープ」のトークショーへ。まずは映画を観る。初めて観る。映画を観ていても、全くあらすじを理解できなくて隣のフーに聞いているような人間なのであるが、出ることにした。で、映画を観た。74分1カットというのがこの映画の肝であると聞いていたので、トイレに行きたかったが、ギリギリまで我慢して観た。そして、トークショー。僕と監督の松江さん、主演の前野健太、そして九龍ジョーa.k.a.太田出版梅山の4人で。のっけから僕が正直に感想を述べて、映画についての疑問点を質問した。緊張感のある空気。良い対話が出来たのではないかと思った。その後、磯部涼やダブ丸や傘ちゃんも来ていたので、スタッフのみんなも一緒に、居酒屋美舟で打ち上げ。続きの対話。しかし、最近話すことが多い。おかげで自分の頭は大分アップグレードされている感があるので、いいことはいいのだが、同時に放出して続けているので体力的にはハードでもある。終電で帰ってくる。ゆかちゃんにTシャツもらった。FUCK YOGAというやつ。

2010年5月11日(火)

昼まで寝る。その後、外出。新宿茶寮にて本の雑誌社の宮里さんと杉江さんと待ち合わせ。単行本の依頼を受ける。立体読書をどうにかできないかとのこと。これはぜひともまとめたいのでどうにかしていきたい。その後、色々と話す。で、家に帰ってくる。ハロー!ワークスの絵を描く。夜、石塚元太良の展覧会オープニングに行こうかしたが、家に居てくれと申し出があり、家で夜を過ごす。

2010年5月10日(月)

二日連続の深酒で一日ぼうっとする。取材最終日。でもホテルで寝ちゃってた。夕方出てきて、お世話になった人に挨拶して、空港へ。夜、家に帰ってくる。

2010年5月9日(日)

今日も沖縄取材。でも、取材先が日曜日休み。ありゃりゃ。夜は空いていたので、深夜遅くまで飲みながら取材。酔っぱらう。闇タクシーで帰宅。安い。

2010年5月8日(土)

朝起きて、羽田まで。飛行機に乗って沖縄へ。大学一年生ぶりの沖縄。コヨーテの取材で。栄町市場という古いカンボジアライクなマーケットの取材。色々と練り歩く。午後4時過ぎにコヨーテ編集長新井さんと待ち合わせ。沖縄に精通している宮里さんを紹介してもらう。その後、宮里さんの案内で、市場内を歩く。飲む。飲む。食べる。午前1時まで。闇タクシーに乗って、帰ってくる。

2010年5月7日(金)

朝起きて、あんなちゃんの働いているカフェへ行き、サラダランチを食し、家に帰ってくる。家でしばしゆっくりして、再び外出。原宿駅へ。講談社現代新書の川治くんと待ち合わせ。さらに、昨日に引き続き磯部涼とも待ち合わせ。ラフォーレ原宿にて、チェルフィッチュ「ホットペッパー、クーラー、お別れの挨拶」の初日を観劇。太田出版、梅山くんと北尾さん、石川直樹くんも来ていた。駅の改札で芸術家の金氏徹平くんとも会った。彼とは横浜でチェルフィッチュを見た時も一緒だった。意味のある偶然。そんな面々で観劇。これが素晴らしくて感動。一緒の時間に生きている人間が、新しいものを作り出そうとしている瞬間に立ち会えて興奮、嫉妬、でも僕も頑張ろーと思った。終了後、打ち上げにも参加させてもらう。岡田利規さんと話す。出会って一発目、翼の王国良かったとの感想をもらい嬉しかった。その後、僕、石川直樹、磯部涼、梅山くん、北尾さん、金氏徹平くん、川治くんと、完全にヤローばっかりで、どう見ても、部活的ノリで、原宿には有り得ないような居酒屋へ行き、なんだか合宿的雰囲気の飲み会。チェルフィッチュの劇の衝撃のままに、心地よい空気が流れて、劇について語り合う。僕も磯部涼も今日は緩く、ちゃんと話し合う。で、途中から、リトルモアの田中さん、松本さんも混じり、少し女性が入ってきて和み、その後、プリコグの中村さん、桜井さん、鴻さんも入り交じり、劇について議論。その後、タクシーで桜井さん、鴻さんと三人でまずは西荻まで。車内でまた議論。15日に、二人にチェルフィッチュの公演後、シンポジウムをするらしいのだが、そこに来いと言われた。その後、国立までタクシー。午前2時すぎ帰宅。明日は沖縄だよ。

2010年5月6日(木)

お昼過ぎにエクセシオールへ。太田出版のドローイング下書き。完成し、家に帰って清書。夕方まで。夕方外出し、恵比寿駅で磯部涼と待ち合わせ。焼き鳥屋へ入って二人で飲む。途中から実話ナックルズの宮市くんも参入。見開きカラーで僕の案内で磯部涼の構成で梅川良満の写真で行きたいとの依頼。そんな話から次第にいつものように磯部涼と議論。12時までそこで飲み、やはり足らず、下北沢、LDKへ。この前群馬RAISEのパーティー帰りに電車で会ったコウヘイがやっている店へ。飲む。飲み過ぎる。朝6時まで。久々に潰れる。

2010年5月5日(水)

朝から喫茶店で絵を描く。太田出版用の追加ドローイング。午後外出。新宿の中村屋地下の喫茶店で講談社現代新書の川治くんと待ち合わせし、「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」のプルーフ版を渡す。DOMMUNEに呼びたいと思っている方がいて、その人に繋いでもらおうと思い。岡田利規さんの話になり、あ、それなら一緒にラフォーレ見に行きましょうということに。梅山くんに電話して予約してもらう。チェルフィッチュが招待してくれた。感謝。家に帰ってくる。夜、バサラブックスのセキネと奥さんが一緒に来て、フーに指輪の注文しながら、一緒に明るい農村を飲む。気持ちの良い風が吹く夜。楽しい夜。

2010年5月4日(火)

お昼ごろ外出。フーアオと鎌倉へ。フーは友人と遊びに行き、僕とアオと二人で鎌倉散歩。由比ケ浜へ。途中、予想通り、翼の王国の卓ちゃんとばったり。彼はサーフィン帰り。インドの回はなかなか好評だったようでほっとする。次回の話をする。その後、御成通りを歩く。フーと待ち合わせしてアオを引き渡し、僕だけ家に帰ってくる。無性に酒が飲みたくなり、ほとんど飲むことはないのだが、家飲み。酔っぱらって寝る。で、朝4時頃起きると、聞いたことのある声。NHKを付けたまま寝ていたのだが、視点論点で石川直樹くんが富士山について喋っていた。これが面白くて見入る。

2010年5月3日(月)

午前中、エクセシオールへ。ハロー!ワークスの原稿。5000字書いて送信。その後、フーアオと戸塚へ。フーの実家へ。とんかつを食べる。タンゴ来る。

2010年5月2日(日)

午前11時に帰ってくる。熊本から大学の同級生の上野と奥さんが来ていて、フーと結婚指輪の打ち合わせ。フーのレアすぎる唯一の仕事。結婚指輪作り。もし結婚する人がいたら、ぜひうちの指輪を。で、上野としばし話す。熊本で設計事務所を開設するらしい。楽しみである。頑張ってほしい。その後、家でぼーっとする。アオが寝たので、フーが買物へ行ったら、すぐ起きて、えらく泣くので、一緒に外へ散歩へ行った。駅でフーと会い、一橋大学へ。構内の芝生に寝転ぶ。平和な休日である。伊東忠太の建築を見ながら。良い場所である。で、隣のカフェでオレンジジュースとパンケーキを注文。歩いて家に帰ってくる。快快の天野さんからレビューの依頼。ちょっと締め切り近すぎて仕方なくお断りする。情熱大陸のディレクターの津金さんからメール。近いうちに会うことに。今日は何もせずに眠る。

2010年5月1日(土)

午前中、原稿。エクセシオールへ。ハロー!ワークス第13回目。これも少しずつですが着実に貯まっていっている。5300字。一気に書き上げ完了。家へ帰って次はドローイング作業。上智大学教授のアンジェラから連絡。現在進めている立体読書&日本近代文学短編集英語翻訳版の出版がかなりいい感じだとのこと。年内に完成し、年明けに出版できるかもしれないと。ハワイ大学出版が興味を持っているらしい。これは実現すればかなり面白くなるはずである。ゴールデンウィーク明けに上智大学へ行き打ち合わせすることに。太田出版梅山くんよりメールがあり、現在吉祥寺バウスシアターで上映されている「ライブテープ」という映画で上映後トークショーすることが決定した。日程は後日発表します。コヨーテの佐々木から電話、沖縄には5月8日から行くことに。10年ぶりぐらいの沖縄。楽しみである。家でゆっくりして、フー母の料理を頂いて、午後9時阿佐ヶ谷駅へ。太田出版梅山くん、笠井ちゃん、石川直樹くん、磯部涼、タンゴ、ダブ丸、まきちゃんと僕の8人になった。ワゴン車にのって、学生気分の旅行。楽しい。で、真ん中の列に、僕と磯部涼と石川直樹の三人が並び、当然のごとく議論。久々に石川直樹くんと話したが、やっぱり面白いなと思う。で、2時間半ほど車で進み、群馬のRAISEというクラブへ。内装がヤバいです。着くとすぐにDJ HARVEYが始めた。メインフロアは満席で踊れる隙間がないので、一度ラウンジへ。DJ Shhhhhが初めていた。始めの4曲、これがスゴかった。で、そのまま聴こうと思ったが、もう一度メインへ。するとHARVEYもスゴくて、そのまま二時間そこにいた。で、ラウンジに帰ってきて、UNIVERSAL INDIANN。これがDOMMUNE同様、スゴくて。今日一番よかった気がする。その後、MOODMAN。DJ Shhhhh再び。これがまたよかった。とにかく場所も雰囲気も旅行感もあって、すんばらしいパーティーでございました。リトルモアますいちゃん、IPPIくん、河出書房の坂上ちゃん、たちとも遭遇。午前7時頃出て、今度はタクシーで駅まで。電車で浅草まで帰ってくる。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-