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Journal -坂口恭平の毎日-

2006年12月31日(日)

 今年最後。昨日の宴の後で、かなりグロッキー。 午後から軽く掃除。その後、ふうの実家へ。戸塚。 おばちゃんが手料理を振舞ってくれた。
 豚バラのあっさり角煮と金目鯛の塩焼き。 黒豆と栗きんとん。茶碗蒸し。麦酒と神の河ロック。 今年はテレビを見ながらゆっくり年を越す。
 くりいむしちゅう有田のドラえもんの中の登場人物の全員が長州力 だったらというネタに来年に向けての新しい感覚を感じる。 これはちょっと面白かった。空間を感じれた。

 sharynからメールがあり、なんとボクの記事が vancouver sunというカナダの大きな新聞に一面使って紹介されているらしい。 これは凄いかも。sharynがたまたま見たらしく、ビックリしてメールが送ってきた。
 展覧会も明日、1月1日に終了する。終ってみると短かった。 この展覧会はボクの細胞を全部取っ替えたくらいの 変化をもたらした。そして、次はこの作品たちがbanffに向かう。 次は6月。今度は面白い人たちとのグループ展だ。

 さらに、年明けすぐにはケニアか。 やりますよ。2007年は。 みなさん、お世話になりました。 2007年も素晴らしい年になりますように。

2006年12月30日(土)

 今日は忘年会。僕の家で水炊きです。 去年も僕の家でやったなぁ。これは恒例になっていくのかね。 今回は去年よりも参加者が増えた。
 ボク、ふう、亮太、マコ、マコの彼女の、はんなちゃん、栄吉、ヒロ、 タンゴ、岩瀬、シンジロー、彼の奥さん、智春ちゃん、サキちゃん、ノブ、 最後の最後に原チャンも参加。総勢14名。
早稲田の建築学科のときの同級生に会うのが 一年でこの時だけの人も多いので、この会は貴重だな。 とにかく色々喋りまくる。 建築学科で集まっているのに、それぞれ仕事の話はほとんどしないのが 面白い。だけど、みんな凄い所行って頑張っている。
 ボクはまったく違った道に入っているけど、 まぁ気にしないけど、、マコも違う道行っちゃっているかぁ。

 鍋食べまくった後は、家の中はダンスホール状態。 残った7人で、電気消して踊っていた。
 昔の祭りみたいだった。
 明日で今年も終わる。
 最後,少しハメを外しすぎた輩が約一名いた。 まぁそれもいいじゃない。

2006年12月29日(金)

 井田とタンゴとノブとふうとボクで神楽坂くるみへ。
 今日はプレ忘年会。参加できない井田用にセッティングした。 くるみは相変わらず美味かった。
 今年はレストランに対して、例年以上にリサーチした年だった。 いつか店については何か書きたいと思っているわけ。
その後、コルクというワインバーに行こうかと思ったけど、 それを止めて、そこの先にある、フレンチビストロで、 ピノノワールをボトルで注文。 フレンチフライ一個で、喋る。

2006年12月28日(木)

 午後3時、新宿でPeterと待ち合わせ。今日は歩いて、ゴールデン街、 その後軍艦ビル、百人町抜けて、早稲田大学横の戸山公園へ。久々に行く 戸山公園。以前より数が一段と減っている。何でも二、三年前にはここに 200以上の0円ハウスが建ち並んでいたが、一年間は無料で入れるアパート に引っ越さないかと、区から誘われ、ほとんどが移動したそうだ。しかし、 その時に、「もう二度と戸山公園へは戻ってきません」という契約書にサインを したそうなのだ。しかし、一年後に安定した仕事を手に入れる人はそう多くは ないので、一年後はまた同じように出て行かなくてはいけないようだ。
 現在は30戸あまりに減っている。Peterと許可を得て、撮影を開始する。 話を聞いていると、みんなここでは仕事が少なからずあるようだ。 聞き込みをした人らは月に10万円ほど稼いでいた。アルミ缶の換金率も 隅田川より4.5円高かった。ここではテントを持っている人も多く、 0円ハウスというよりかは何万ハウスぐらいのようだ。二時間ほど撮影を して今日は終了。
 その後、Garlic chipsという店で、ハイネケン乾杯。Peterはなんと別府の 立命館大学新キャンパスでメディア関連の教授の仕事をゲットしたらしい。 おめでとう。彼は日本人の奥さんがいるので、日本で仕事ができて、 幸せそうだった。彼が教授になったら面白くなりそうだ。いろんな事を考えているようだ。 一緒にまた何か出来たらいい。
 家に帰ってきて、坂本屋でカツ丼。帰ってきて、ナイロビ用の準備。 AERA矢部さんから電話あり。なんだか面白い計画がスタートしそうだ。 年末にダイナミックな動き。これは来年が楽しみだ。
 今日で、僕も仕事関係は終了かな。明日、明後日は忘年会です。

2006年12月27日(水)

 午前11時に出発。今日は隅田川。鈴木さんの所にまた芋焼酎持って 遊びに行く。今日のお酒は「桜島」。鈴木さんは今日ももう早くから晩酌をしていて、 僕の新しいお酒に喜んでくれていた。ミッチャン手作りのきんぴらごぼうと、沢庵 で乾杯。僕のこれからやりたいと思っている事を全て話す。僕はこの家をアフリカから 帰ってきてから、二月から一ヶ月ほど鈴木さんの家の寸法測り、そして、 生活を密着させてほしいのだ。鈴木さん嫌がるかと思ったら、快く承諾してくれた。 今日は挨拶がてら、玄関まわりの採寸。これは凄いぞ。全ての細部に思考が詰まっている。 この家は僕が会ってきた0円ハウスの中で、一番面白い家でなる可能性がある。 それをとにかく調べたいのだ。ここに家があったという記録を残したいというと、 どんどん調べろ!調べろ!と言ってくれる。でも、彼の一番喜んでいる事は、 いろんな話をしている事かもしれない。僕が熱くなって話している時、鈴木さんも 全く負けずに熱くなっている。っていうかこの人無茶苦茶頭いいです。 普通に一緒に語り合いたい人同士になっている、鈴木さんと僕。 しかし、すかさずミッチャンが謎の質問を僕に投げかけ、不思議な空気に。 結局今日も午後12時から19時まで7時間も焼酎飲みながら、メジャーで 測りながら、居座ってしまった。これでは鈴木さんの仕事の邪魔になってしまう。
 夕食は家で、サンマの塩焼き、カボチャの煮物、烏賊焼き、みそ汁。
 忘年会の打ち合わせをする。29日と30日に決定。あっそうかもう年末か。 よく分かっていない。

2006年12月26日(火)

 ゆりかもめに乗って東京検疫所へ。そうそう今日は予防接種の日。こんなところで受けるのね。 受けたのは黄熱、破傷風、A型肝炎。全部で2万円。高いなー。注射は全然痛くなくて、拍子抜け。 黄熱の予防接種は、弱毒性の黄熱ウィルスを体内に入れるんですね。びっくりした。
 夕食はトマトとベーコンと榎のパスタ。青唐辛子ドレッシングサラダ、スペシャルスープ。 で、ついでにシャンパン買ったが、注射した日ニャ、お酒は駄目じゃん!ということでお預け。
 夜、実家からスィートスプリングという、また新種なのでしょうか、美味そうな蜜柑の仲間が届く。 勿論美味かった。こういうのは本当に贅沢だと思う。田舎万歳。

2006年12月25日(月)

 AERAの矢部さんと築地のカレー屋で待ちあわせ。 今日は、不思議なカレー屋で今後の打ち合わせ。 矢部さんは僕の仕事に興味を持ってくれている、希有なお方で、 どうにか僕と一緒に仕事ができるようにしようとしてくれている。 矢部さんは、とにかく好奇心旺盛な編集長代理で、 僕が色々出したアイデアをどんどん広げてくれる。 本当に希有なお方です。
 っていうかこのカレー屋なんなんだ?地下にひっそりと隠れるカレー屋。 名前はCARI CALI。いつも矢部さんセレクトの店は不思議だ。 話はいつものようにどんどん進む。こういう創造的な会話をしていると 本当に気持ちいい。今回はヒットさせようと思っていた、話題が少しづつ 違う方向へ流れて、新しい大きなうねりが最後にかけて、襲ってきた。 これはひょっとすると、、面白くなりそうだ。
 年末にかけて、かなりラストスパート状態である。 いやあ、今日の会話は素晴らしかった。 こういうときこそ、人を次に向けて「生かす」のである。 興奮し、家路を辿る。

2006年12月24日(日)

荻窪のル・クール・ピュで毎年恒例の
クリスマスディナー。
クリスマスはどこもクリスマス騒ぎで、
あまり好きではないのだが、
ここは3800円で、信じられん位美味いのが食べれる。
さらに雰囲気も静か。客席も少ないので、ゆっくりできる。
前菜は鴨肉とイチジクのカナッペ、
そして、自家製テリーヌと自家製ピクルス。
蟹と海老の茶碗蒸し風スープ。うまっ。
チーズリゾットとXO醤の何か名前忘れたけど、
餃子のように肉を包んであって、トマトソースがかかっていた。
で、まだまだ終らず、
そして、牛頬肉の煮込みとジャガイモと茸のポワレ。
食後は特製モンブランのラムクリーム添え
そして、ラヴァッツァのコーヒー。
安すぎます。
大満足で帰る。帰りにパンのお土産まで付いてきた。
帰ってきたら、ブルースからクリスマスカードが届いていた。
年賀状を書き終えてほっとしていたら、
そうか、クリスマスカードも来年は書いた方がいいなと、
思った。
ブルースから泣けるような文が届き、
しばし、今年一年を振り返る。
いやぁ今年は本当によい年だった。
謎の占い師によると、
僕は今年がステップで、来年がもっと凄いのだそうだ。
占いは信じないが、いいんだったら、鵜呑みにしよう。

2006年12月23日(土)

六本木ヒルズに行き、インドのTusharにデータを送る。
ワークショップは、現地のゴミでパペットを作る職人と、
インド人の紙で色々作る職人と行う事になっていて、
とてもおもしろくなるんじゃないかな。
Tusharと現在打ち合わせ中。
展覧会の方も少しづつ進んでいる。
、、ってもう来月なのに今かい!
けっこうゆっくりのんびりしている。
これはこれでよいのだけど。
その後、吉祥寺に行き、
ランドアバウトで買い物。カードを数点とおもちゃを買う。
荻窪のル・クール・ピュでお土産用のお菓子を買う。
そして、楽しみにしていた宇田川さんの家での食事会。
宇田川さんは今回のバンクーバーの展覧会に
協力してくれたゼロックスの方。
宇田川さんとはその時からウマが合い、
しかも家が西荻同士なのだ。
奥さんを連れていらっしゃい、と
誘ってもらい、ふうと向かう。
宇田川さんの奥さんはとても感じが良い人で、
二人揃うと、何とも言えない宇田川フィーリングを発する。
席に座ると、目の前には、なんとお品書きが!
お酒のリストでした。
ワイン、焼酎、日本酒、ビール、そして、ウィスキー、
なんでも品揃え豊富。
一口メモまで書いてある
まずはイタリアの赤ワインをオーダー。
お通しは、厚揚げ豆腐と蒟蒻と三歳の煮物と
ほうれん草のおひたし。
宇田川さんの家は何年も前から、
ナモさんの野菜を使っているらしく、
野菜、肉、魚、素材がどれもすごくいい。
ナモさんとは西荻で素晴らしい野菜を売っている、
長本兄弟商店のマスター。
僕はここの二階のバルタザールによく行く。
そして、トロと鯛の刺身。美味いです。
そして、大和芋と豆腐とすり身のがんもどき(?)、
そこに絶妙のあんかけがかかっていた。
これが本当に美味かった。
そして、サーモンと野菜のサラダ。
そして、鰆の手作り西京焼き。
粕漬けを奈良から送られてくる、
奈良漬けと酒粕と味噌を混ぜて、
西荻で発見した美味しい魚屋で買った
新鮮な鰆を一日だけそこに漬けて作るらしい。
少し焦げたところが抜群に美味い。
これほとんど僕が食べてしまった。
そして、お酒は芋焼酎宇田川さんおすすめの
風譚のロック。これは以前東中野で一緒に飲んだときも
勧められて、無茶苦茶美味かった。
今日は風譚の原酒バージョン。35度もある。
そのうちに、特製ちらし寿司が出てきた。
隣ではふうがカボチャのスープも飲んでいる。
なんだか、ここは店よりお店っぽい。
とても贅沢な空間である。
食事は全て、奥さんのヒロミさんが全部作っている。
手作りチャーシューまで、出てきた。
食も進んだ所で、
次はいよいよ宇田川さんのウィスキータイム。
宇田川さんは最近ウィスキーに目覚めたらしく、
家になんでも揃っていた。
まず、サントリー響17年。
そして、ニッカ竹鶴。
バランタイン12年。
響はやっぱり飲みやすい。
でも竹鶴が気になる。
そして、僕の好きな余市も出てきた。
余市は10年と12年を飲み比べた。
なんだか、蔵元みたいだな、ここ。
そして、また竹鶴を飲むとまた違う顔が出てきた。
そして、スコッチのLINKWOODも賞味。
いや本場は、風景が出てくる。
と、若造なのに、哲学を言いたくなってしまう。
宇田川さんは絶頂状態。
とにかく、ごちそうさまでした。
久々に味わった、この感じ。
お品書きには、
「酒亭 宇田川」と書いてあった。
幸せな食事会でした。

2006年12月22日(金)

親父とベルク集合。
今年は僕は田舎に帰らないので、
親父と小さな忘年会を開く。
ベルクで乾杯。
その後、西荻の僕の家で、
二人でこの前、知人に頂いた、
カリフォルニアのピノノワールを開ける。
美味くて、すぐ飲み干す。
今年は色々あったが、
親父とはこれまで以上に話し合ったなぁ。
しかも、親父は熊本に新居を購入したようで、
ご機嫌のようだ。
夕食は水炊きをまたまた決行。
ふうと僕と親父の三人。
鳥団子多めに作る。
なんで、鳥団子はこんなにも美味いのか。
そして、水炊きは昆布だしだけなのに、
なぜ、こんなにいい味がするのだろうか。
鍋は不思議だらけである。
湯気を媒介にした、三人集まる空間が気になる。
鍋空間。
最近は人が来ると、鍋、
となります。
親父と母ちゃんから
アフリカ行きの餞別を頂く。

2006年12月21日(木)

西新宿マクドナルドで、peterと待ち合わせ。
ここやっぱりおかしいんだよなー。
墨の繪でチョコレートパン買う。
焼きたてうまい。
今日も昨日の続き。
隅田川に急ぐ。丸ノ内線から銀座線で浅草へ。
鈴木さんの家へ直行する。
今日はインタビューをする予定。
peterはピンマイクとデジタルヴィデオを
取り出し、撮影開始。
熊本焼酎「しろ」を持っていく。
インタビュー。鈴木さんいい調子。
家の立てかた、生活の仕方、
色んな事を正確に語ってくれる。
一時間ほどインタビューした後、
部屋の中で乾杯。
午後6時前に僕たちは隅田川を出る。
鈴木さんとはこれからも会うことになるだろう。
その後、代官山へ行き、
ふうと家に帰る。
夜はすき焼き。
うどんが美味い。
食後、今日は年賀状作り。

2006年12月20日(水)

新宿でPeterと待ち合わせ。
今日は隅田川の取材。
隅田川に直行。
まずは、ゴミの花の制作者に会う。
現在は100個もの鉢植えを育てている。
しかし、植物より、
ゴミの花を自力で作っている方が楽しいようだ。
今日は、一斉一時撤去の日。
区によって、清掃される。
そのために、家の作り方などが
キチンと見る事が出来る。
そして、最後にこの前ボリスと行った時に
仲良くなった家に行く。
彼が大好きだといった芋焼酎を買っていった。
「島美人」。
彼はとても喜び、いきなり名前を名乗った。
彼の名前は鈴木さんである。
彼は60歳で、彼女がいる。「みっちゃん」。
彼女はとてもユニークで、笑ってばかりイル。
飲もうと!というと、飲も!となり、
宴会が始まった。
peterも大興奮。
この家はここら辺の家に作り方を教えていたらしく、
無茶苦茶丈夫である。
彼はとても賢く、僕との会話を楽しんでくれた。
peterも今度赴任する別府の大学に、
僕と鈴木さんを招待してくれる事を構想している。
酒も進み、なんだか物語みたいに見えてきた。
こんな飲み会がどこにあるだろう。
皆で、熱くなり、盛り上がり少し飲み過ぎた。
11時過ぎまで続く。
peterはここを撮る事を決めたようだ。
鈴木さんも完全に承諾してくれた。
また新しい0円ハウスの仲間が出来た。

2006年12月19日(火)

新宿でPeterと待ち合わせ。
彼は10月に六本木ヒルズの森美術館のオープニングで会った以来。
即、僕の本に興味を持ってくれ、購入してくれた。
そして、今度は0円ハウスのドキュメンタリーを
撮ろうとしてくれている。
彼は映画監督だ。
今まではタイのバンコクで仕事をしていたカナダ人なのだが、
今回、別府にある立命館大学の新キャンパスで
働く事が決まったようで、来日した。
そして、それに加え、
0円ハウスも撮ろうということになったのだ。
彼とは、兎に角話が分かりあえる。
英語で会話しているとは思えないほど。
僕も自由に会話が出来ている。
それは彼とだからだ。
まずはベルグにいって、乾杯後、
いろんなトーク。
そして、場所を僕の家に移して、
本格的に0円ハウスの話に、、
と思ったが、脱線に脱線が続き、
色んな方向に話が飛ぶ。
しかし、そのおかげで、僕も新しい着想が出来た。
明日と明後日にとりあえず下見で隅田川と多摩川に行くことにした。
夜は、ふうとpeterと僕と三人で水炊き。
鳥団子。
大根おろしと醤酢、山椒にカボスに七味唐辛子。
これが、うまいのよね。
最後はcanを聞きながら、話す。
ほんとに彼は九州人みたいだ。
九州が僕の中でも熱くなってくる。
彼の、「これからは九州だ。」という視点が、
外国人なのに先進的なのに驚く。

2006年12月18日(月)

午前9時にガラス屋さんが家に修理に来る。
午前10時からは年賀状の作成。
今回はdig-italからの引用。
プリントゴッコで作る。
今年は色んな人に出してみよう。
午後12時に南千住に向けて出発。
午後1時にボリスと駅前で待ち合わせ。
ボリスは奥さんが調子が悪くなったらしく、
30分遅れてきた。大丈夫かな。
今日は、トーキョーワンダーサイトの
頼みで、ボリスを隅田川に案内する日。
一緒に涙橋交差点から歩く。
今回は、新たな0円ハウスを発見し、
案内した僕が興奮する。
午後4時まで歩く。
その後、一緒に表参道に行く。
トーキョーワンダーサイトに行って、
日当を受け取り、
そのままリトルモアへ。
リトルモアでは、アフリカ用に本を二冊もらう。
午後6時に都立大学へ。
目黒パーシモンホールで
イーチャンのライブがあるので行く。
目黒パーシモンホールは、
綺麗な公共のホールでした。
午後8時に終了。
井田が来ていたので、
一緒にエクセシオールで、一服。
ハートランドビール。
井田も色々頑張っているようで、
お互い励ましあう。
午後9時半に電車に乗り帰宅。
年末は人に会い続けて過ぎていく。

2006年12月17日(日)

午前中ずっと睡眠。
午前11時起床。そこから飯を軽く食べて、掃除。
クイックルワイパーと掃除機。
ベッドの上も掃除機。
便所もも掃除。
掃除終了後、銀座へ。
と、思っていたが、腹が減ったので、
丸ノ内線に乗り換える前に、
荻窪パセンジで、特製ハンバーガーとエスプレッソ。
ここはル・クール・ピュの姉妹店。
そういえば、
ル・クール・ピュで、
クリスマスの日は、
3800円のディナーを予約した。
ここのは、クリスマスなんていらねぇ、
と思っている人もついつい食べたくなるほど、
うまい、リーズナブルなディナー。
24日、25日限定です。
そして、銀座へ。
今日は久しぶりに、
H.P.franceへ行く。
ここは新装開店したので、
挨拶がてら出向く。
大地さんにも久しぶりに会う。
この人は熊本の女性。
やっぱり、一際変わった
セレクション。
素晴らしいです。
ヨーロッパの隅っこの感覚。
そこを彼女は絶対に見逃さない。
良い店です。
コンテンポラリージュエリー専門店。
その後,午後6時より、
新宿DOINGにて、菅ちゃんと練習。
一年ぶりぐらいの練習。
新しい曲が二曲ほど出来上がる。
最近はいい音がなっている。
菅ちゃんとベルグで乾杯。
11時半帰宅後、長崎の皿うどん食す。
ンー時間がない。

2006年12月16日(土)

午後3時に新橋駅でレイ君と会う。
行ってみたかった「驛舎喫茶店」に行く。
驛の近くの、列車をイメージした喫茶店。
雰囲気いいが、珈琲の値段高め。800円。
レイ君は今回もまた自分の漫画を、
出版社に持ち込みに来ている。
今回も何社かもう既に回ってきたようだ。
手応えは?と聞くと、まぁまぁだったようだ。
やっぱり売り込みは難しいようだ。
僕もよく考えたら、自分の作品を持ち込んで、
うまくいった事はほとんどない。
リトルモアでの出版は、持ち込みで決まったのだが、
それ以外で考えれば、ほとんどうまくいかなかったと
言ってもいいだろう。
それぐらい、何の脈絡も無い人を動かすのは難しい。
しかし、もしも動いたら、
何かが起こるんだけど、、。
その後、新橋の銀座ライオンに場所を移し、
ビールで乾杯。
また新たな構想もあるようで、
来年もまた会うのかもしれない。
兎に角,止めないでやることからしか、
発展していかないのだ。
その後、レイ君の奥さんとも駅前で会い、話す。
そして、僕は代官山へ。
今日はハザマと、ふうと、僕とで、
打ち上げ。
場所は、中目黒イル・ルポーネ。
やっぱりここ雰囲気いいよ。
まず、白魚のオリーブオイル和え。これをパンと食べる。
そして、僕の嫌いな牡蠣のマリアーナ風。
しかし、ぜんぜん美味い!食わず嫌い。
そして、生ハムと水牛のモッツァレアと薫製のプロヴォラ。
薫製のチーズがうまい。
そして、ここのパルマ産生ハムが美味い。
ついに、マルゲリータ登場。
やっぱりここのが、現在NO.1である。
5分ぐらいで食べきってしまう。
つぎにカプリチョーザ。
これがまた美味くて、つい3枚目も注文。
パスタはホルモンのパスタ。
これはレバ-好きな人にはうまいかもしれないが、
僕はまぁまぁ。
生ハムのピザをまた食べ、
デザートに、クレームブリュレをこの前同様食べる。
今日はワインがまた美味かった。
4人とも相当満足し、店を出る。
来年も、ハザマと、0円ハウスウェブを盛り上げよう。

2006年12月15日(金)

今年もボロ市の季節がやって参りました。
世田谷線に乗って、向かう。
僕は夜のボロ市の風景が好きなので、
今回も夕方から参加する。
裸電球が揺れて、楽市楽座の世界にひとっ飛び。
この市は420年の歴史がある。
まず、ボロ市饅頭を買う。
そして、豚汁。マフィンも。
アフリカ用に絶対いい、中国製の革カバンを発見。
一万円。
惹かれるが、ちょっ待とう。
僕はここで、昔、明治時代のボロを3万円で
買った。来た事無いけど、、(`;`)
今回の目的、
青唐辛子味噌を作っているおばちゃんを発見!
「味噌ちょうだい」と暗号を言うと、
おばちゃんはヒソヒソ声で、
「裏に隠してあるから、ちょっと待ってて」
と。
少しして、隠して味噌を持ってきてくれた。
1つ250円。これが恐ろしく美味いのよ。
キャベツにつけても、チャーハンに入れても、
とにかく何にでも使える。
ついでに林檎も買う。
秘密の味噌。
帰りに、讃岐うどんやに行く。
ここはちょっとまずかった。
毎年毎年行くが、いつも変わらないと
いうのもこれまたいいものだと、
いつも思うのだ。

2006年12月14日(木)

年末が近づき、日頃は暇な僕も少しだけ忙しくなってきて、
なんだか、色々考えていて、頭がゆっくりできません。
小松義夫さんから、アフリカについての詳細な情報&アドヴァイス。
ホントに助かります。
予防接種について、もうちょっとやる必要があるようだ。

今日は、石原都知事関係で、渦中のトーキョーワンダーサイト青山に行く。
そこで、ベルリンからやってきて滞在し、作品制作をしている、
ボリスという写真家が0円ハウスに興味を持っているらしく、
話を聞かせてくれないかというので、行ってみた。
ボリスはウクライナ生まれ。ウォッカ人間。
話をしていると、かなり盛り上がる。
凄く面白い人である。
来週月曜日に一緒に隅田川に行く事にする。
ベルリンにいい友人が出来た。
これはこれからにとってとてもいい事だ。
それで,今から飲みにいってくる。

2006年12月13日(水)

アフリカの飛行機チケットについて、ようやくメドが立つ。
あー大変。
でも、やることになっているワークショップは非常に面白そうだ。
よしよし。

今日は久しぶりに古巣、早稲田の石山研究室へ。
アフリカ用の図面のコピーしにいく。
石山さんとも非常に久しぶりに会う。
しかし、きちんと話す時間がなかったので残念。
アフリカ帰りに又寄ろう。

六本木に行く。
くみちゃんに髪を切ってもらう。
今日も僕はヒートアップしてしまう。
喋りまくって、口には髪が。
でも、この月一のカットは、いい気分転換である。

夜はキムチ鍋焼きうどん。
スィートパイナップル。
そして、いくつかのメールのやり取り。
トミーからまたライブのお誘い。
しかし、アフリカ出発前夜。
それはちょっとまずいので、今回は遠慮する事にした。
しかし、来月また歌おう。

2006年12月12日(火)

今日はムンクの誕生日らしい。
ってグーグルがムンクになってたもんね。
今月中にスペインの雑誌に、写真と図面、テキストの資料を送らないといけない。
1ページ1万円で数ページの予定。

中央図書館で、
谷崎潤一郎全集『金色の死』収録、
宇野浩二、廣津和郎集、
宮沢賢治「注文の多い料理店」
宇野浩二「独断的作家論」借りてくる。
だんだん、このように1920年代中心になっている。
大正時代にハマっている今日この頃。
大正時代っていうと、グレー色をしている。
小さい頃からのイメージ。
一体アレはなんでだろう。
明治時代は煉瓦色なんである。
僕は文字と色が同時に記憶されている。
それがなぜだかわからんが、
自分にとっては不思議ではないのだ。

キムチ鍋。

2006年12月11日(月)

昨日の調子がまだおかしい。
病院でもらった抗菌剤と整腸剤飲んで、兎に角寝る。
寝まくった。
こんなに寝たの久しぶり。
夕方に少し更新分ハザマに送ると、なんとハザマも牡蠣食っておかしいとの事。
お互い寝込む。
僕は兎に角寝てたら、深夜十二時に起きて、立つと、全快してた。
菅ちゃんから久々の連絡。
スタジオに入りたいとの事。
面白くなってきたじゃない。
自分の音楽熱もまたもや再熱しているので、来週あたり、一丁スタジオ行こうかと!
夜飯は、鳥雑炊作る。
白醤油が効いて、美味いのが出来上がった。

2006年12月10日(日)

今日は昼過ぎに、美帆とノノカ来訪。
しかし、来訪直後、僕の体調が一変。
しばし、横になる。
目が覚めても、何かおかしいので近くにある、病院で急患外来。
ノノカの件もあり、ウィルスかと思ったが、
風邪だったようで、数種類のクスリをもらう。
その後,ノヴも来る。
ノヴは来年のバンクーバーで行う、結婚式のウェディングドレスを作ってくれる。
その寸法と、デザインの打ち合わせ。
僕は寝ていた。
打ち合わせの後、夢飯でマレーカレー。
勿論スウィートロティも頂く。
体調は悪くもなし、よくもなし。
とにかくクスリ飲んで寝る。

2006年12月9日(土)

六本木に行く。
アートBYゼロックスのクリスマス会に参加。
それと、今回のバンクーバー美術館の協力をしてくれた、
泉澤さんの還暦祝いも同時に開催された。
泉澤さんに挨拶する。
本当に今回の展覧会の成功はゼロックスなしでは考えられなかった。
とにかく感謝です。
泉澤さんはかなりの「粋」の持ち主で、今日も祭りのときの服を来ていて、
それが無茶苦茶かっこ良かった。
お祝いにも、先っちょが反り上がっている雪駄や、すんごい扇子などをもらっていた。
普段とは違う姿を覗いて興味深かった。
僕と原さんが、大型出力を依頼するようになったきっかけはそのゼロックスのギャラリーで、
ある女性写真家の大判写真を見てからであるが、
その時の写真家、渋谷さんも来ており、
しかも、彼女は来年3日からエチオピアにいくそうで、アフリカ話に大いに盛り上がった。
やはり、渋谷さんもナイロビは心配しており、
これは心していかねばと、気を引き締める。
しかし、なかなか見に行くことが出来ないからこそ、
そこには何かがあるわけで、
で、僕のいつもの直感のほうは、
また新しいなにかと遭遇することを、もう既に僕には伝えてある。

2006年12月8日(金)

墨繪で、チョコレートパンと林檎パンと新作ナポリ粒あんパンを買って、美帆の家へ。
ののかは噂の「ノロ・ウィルス」にかかっていたようで、ちょっと始めエンジン全開ではなかった。
初めての病気。
どういう心境になるのだろう。
途中で、果物屋を覗く。
そして、築地で働いていた頃の僕が戻り、
「おばちゃん、どう?売れてる」
と聞いてみると、
「今、ラ・フランスが余っている。」
というので、4個350円を6個300円にしてもらって購入。
こういう築地トークっていいんだよな。
ののか徐々に乗ってくる。
自分を巧く操縦しきれているな。この子は。
泣いても、きちんと着地できている。
投げやりになっていない。よしよし。
夕食前に西荻に帰る。

ケニヤ行、
予防接種は、黄熱と破傷風を受けることにした。
しかし、それよりも治安が心配である。
しかし、見てみなくてはわからない。

2006年12月7日(木)

六本木Super Deluxeにて、ロンドンのケンケンのバンド,Miso Soupのライブ。
彼らは今年、日本でデビューした。
僕が二年前、0円ハウスを売り込む時にケンケンのアパートに泊めてもらった。
一番始めは、ケイスケのバンド、Groupのライブ。
抽象的な曲をやるかと思いきや、構成のしっかりした、頭を使ったライブでびっくり。
聞きやすかった。
その後,サンフランシスコの二人組。
変な人たち。
そして、Miso Soup。
初めて見たが、彼らもx抽象的かと思いきや、しっかり決めた音を出していた。
即興でやるのは難しい。
その状態自体が難しい。
どこに自分たちのキャラクターを持っていくのか気になった。
音楽は今難しいと思う。
奇抜なのをやっても、新しいことをやって人に響かないといけない。
さらに、そのほとんどがもうやり尽くされている。
新しさはもうない。
じゃあ 何がある?
そこが、でも一番面白いし、可能性があるのよね。
タンゴとカーピーも来る。
ケイちゃん、ミネちゃん、華と会う。
久しぶり。

アフリカのチケットを手配する。
1月9日から28日まで。
結構長い旅程である。
KLM(オランダ)航空で行くことにした。
アムステルダム経由ナイロビ行き。
いよいよ本格的になってきた。

アフリカの件はもう一つ展覧会も依頼されている。
そちらの詳細も早く知りたいのだが、アフリカはゆっくりである。
そちらのペースに身を任そう。

2006年12月6日(水)

昼過ぎにハザマの家へ。

ISE JOURNALをハザマが喜んでくれている。
身近な人間をぐっと来させるほど難しいものはない。
単純に嬉しい。
最近のこのジャーナルシリーズが楽しい。
しかも,来年はじめには、NAIROBI JOURNALが始まる。
いろいろ面白くなりそうだ。

ハザマの家から歩いて、新国立劇場へ。
今日は、また新しく仲良くなった
ドイツ人、ハルトムート・ウェルカー氏(65)のオペラを観に行く。
最近のこのオペラ縁は不思議だ。
仲良くなると、だいたいオペラなのだ。
今日は「フィデリオ」といって、ヴェートーヴェン唯一のオペラ。
一階17列目というベストポジション。
譲っていただいた。
本当にありがたい。
ウェルカーの奥さんと一緒に観る。
凄いセット。そして、光がいい。
まるで、光の建築のようだ。
今回は時代を現代にフィットするように作ってある。
モーツァルトよりも僕は好みかもしれない。
ハルトムートは、32歳の時にオペラをはじめたらしい。
茶目っ気たっぷりのオッサンだ。
役は、超悪人。凄い圧倒感。

そして、休憩。
奥さんと一緒に控え室へ。
ハルトムートの楽屋で、一部の反省会。
オペラ歌手は信じられんほど、体力を使う。
全身で歌うからだ。
今日のハルトムートは調子がいいらしい。
珈琲まで作ってくれた。
なんで、ちょっと知り合っただけで、楽屋まで入れてくれるんだろう。
この人も開いているんだな、それが嬉しかった。
僕の場合はいつも開きすぎて、
いろんな問題にもぶつかるから、
こういう人が僕に開いてくれると、大げさではなく生きてて良かったという心境になる。

ハッパをかけて、後半戦。
フィナーレに従うにつれ、ホール全体が揺れた。
凄い熱気、ハルトムートも絶好調。
最高のフィナーレ。
ブラボーと叫んだ。

終演後、出口でハルトムートを待つ。
花束を渡す。
ぶっきらぼうのハルトムートが喜んだ。
ありがとうございました。

気持ちよく帰る。
素晴らしい日。

2006年12月5日(火)

夕方、リトルモアに行く。
4次元ガーデンをブルースに見せるために取りにいく。
リトルモアのスタッフとしばし歓談。
もっと面白くなってきて、また一緒になにかしでかしたいのだ。

そんで、一回家に帰って、伊勢ジャーナル更新して、代官山へ。
ハックネットで洋書のチェック。
ZAKというニューヨークの画家の作品集が気になる。
ふうと待ち合わせして、ミズマアートギャラリーへ。
今日は山口晃さんの展覧会オープニング。
あの三越のCMの絵を描いた人。
今回はパノラマ館をイメージしたということで、これはぜひ見たいと思っていた。
現地では原さんとブルース、小倉サンも来ていた。
展示は、細密に描かれていたが、
僕にはどうして今回の展覧会をやろうと思ったのか、意図が読み取れなかった。
僕が感じれないのかもしれないが。
視点がブレていたように感じた。
上野俊哉さんにもお会いした。

その後、ブルースたちは打ち合わせがあるというので別れ、
僕とふうで中目黒をしばし散歩した後、今日の目玉であるピザ屋「SAVOY」に向かう。
予約は8時半。
建物がまずカッコいい。時代を感じる。
マルゲリータとニンニクのピザの二種類しかない。
よってそれを一枚ずつ注文。一枚1500円。
横の釜で焼いている。
凄い雰囲気。
しかし、スタッフの感じが悪くて、僕は苛立ちを隠せなくなってきた。
そして、ピザが到着。
マルゲリータ。食べる。やばい、美味い。
悔しいけど、美味い。
でも、食べた瞬間に皿を下げる。
気持ちは分かるが、やはり感じが悪い。
勿論有名店であるからのことだろうが、どうにも納得がいかない。
店はただ美味けりゃいいのではない。
料理は人柄であるはずである。
でも、何でも経験経験。
しかし、うまいなどの情報ばかりを頼ると、こういう風になる。
やはり自分の嗅覚が一番なはずである。

2006年12月4日(月)

今日は、ブルースと原さんに会う日。
そうである。
あのバンクーバー美術館シニアキュレーターの、ブルース。
現在、次回の展覧会のために調査にきている。
話を聞くと、面白そうな展覧会だ。
楽しみである。
ブルースと中野で待ち合わせ。
そのまま中野ブロードウェイへ。
彼が日本のアニメについて調べたいということだったので、
迷わず、秋葉原でなしに、ブロードウェイへ。
ここは秋葉原の原型が未だ粗野な形状で残っている。
原始建築であると思っている。
ブルースとくまなく廻る。
彼はもうそのエネルギーにやられ、笑いが出てきている。
次回の展覧会に何らかのインスピレーションを与えたようだ。
漫画喫茶にも行く。
久々のブルースとのトーク。
こっちまでが盛り上がってきて、嬉しくなる。
サンキュ、ブルース。
やっぱりあなたは凄い人です。
原さんも合流し、バンクーバーでのゴールデントリオが出揃った。
何かそれだけで僕は嬉しくなる。
なんというか心強いし、安心できるし、さらにエキセントリックなのだ。
それぞれ面白いことを常に考えているし、
それぞれの言っている事への他の人の理解度が半端じゃない。
この素晴らしい関係が、僕の展覧会を成功に導いた。
そう断言できるであろう。
夕食は僕の案内で、高円寺「きよ香」へ。
ここはちいさなちいさな路地にある、沖縄料理屋だ。
雰囲気も最高で、ブルースもご満悦。
食事も酒もうまい。
みんなで、さっきの議論の続き。
ほんとこの人たち熱すぎ。
とにかく僕も色々発想が浮かぶ。
ブルースによると、現在アメリカとヨーロッパのいくつかのところから、
ぜひ0円ハウスの展覧会をやりたいとオファーもきているようだ。
うーん。凄い。
なんだかいろんなところから力が発生している。
興奮し、家に帰る。
さらに面白いことに、今度はスペインからメールが来ていて、
スペインのマドリードの建築とアートの雑誌で、特集を組みたいとの依頼。
よし!きた。スペイン。
だんだんヨーロッパにも入り込んできている。
これは面白いことになってきたぞ。
ブルースに寄生獣を貸す。

2006年12月3日(日)

朝に帰ってきて、眠いような気がするが、
体がビンビンに起きている。
なんだかおかしいので、そのまま掃除タイムに入る。
最近はホント掃除ばっかりだ。
気持ちいいのを欲しているのだろう。
ライブのことを考えている。
今回は自信が無かったにもかかわらず(珍しく)、
なんとかうまくできたような気がする。
とにかく楽しかったのだ。
昔のエネルギー全開で踊り続けていた自分を
もう一度思い出したような気がする。
さらに今回は、加えてもう一つの視点も増えた。
つまり客観性も十分出てきた。
これはいい兆候なのではないか?
今まで、どちらかというと、
自分の詩を歌うことにためらいがあった。
それで、凄く原始的な言葉にならない音で、
歌っていた。
しかし、今回きちんと日本語で歌って、
聞いている人が感じていることが分かった。
もう少しこの音楽は掘り下げる必要があるな、と。
一枚のアルバム作るぐらいの勢いでやってみるかなと。
もうほんと久しぶりに音楽的に「キターッ」という感じ。
とてもうれしい、ことが素晴らしい。
今日は朝からぼーっと掃除やら、ウェブの整理やら、
ゆっくり過ごす。
思えば最近こういう風に過ごしてなかったなと思い、
ますますゆっくりする。
来年は必ず何か起こる。
もうそれだけは決定しているような気がする。
僕のこの直感だけは、小学校時代から変わらず
存在する。
あの時にオール5を超えてやると思い、
5にさらに○をもらったときの興奮と似た感情が
最近の自分に舞い戻ってきている。
ポジティヴがさらにもう一つのポジティヴを呼ぶ。
そこには否定や、批判は存在しない。
雪だるま式にポジティヴが繋がる。
否定をするものは、
まず自分を否定しているのである。
とはいっても、
自分の中からは否定感情は無くならないのが面白い。

2006年12月2日(土)

ライブ当日。
夜9時に下北沢入り。
リハーサル。
ヤスはいつもPAをやってくれて助かる。
こういうお世話をしてくれる人に僕はいつも助けられる。
今日はトミーという僕の友人がやっている、
不思議な集まり「SUPER FRESH」というイベントでのライブ。
どこから聞きつけたか、凄い人が集まる。
懐かしい顔ぶれ。
僕は深夜1時からの演奏。
タンゴ、カーピー、ふうも来る。
満員になったところでライブ開始。
一曲目なかなかいい感じだった。
今回は二曲をお披露目した。
初めての日本語歌詞だけのJ-Popライブ。
終って見ると意外とよかったかもしれん。
終ってから聞いてくれた人から面白い反応が。
これはまだまだ練習して、曲を増やすと面白いな。
トミーのDJが聞きたいのだが、朝5時15分からなので、
そこまでいなくていけない。
この待つ時間。
それがいいのだ。
トミーのDJはもっと大きいところで披露されてもよいはずだ。
音はいつも耳に入りやすい音量とバランス。
選曲はいつも会うたびに進化している。
キチンと離陸させて、無事に着陸させる。
そこが凄いんだ。
彼と会ってから、僕はダンスに向かっていくことになったのだが、
どんなときでも僕にとってはそうなのであるが、
尾道の大将、原さん、石山先生のように
初めてあった人が重要なのだ。
そのことにいつも考えを膨らませる。
6時に家に帰る。

2006年12月1日(金)

旅行から帰ってきたばっかりだが、
明日はなんとライブなので、
そしていつものように準備がまた万端ではないので焦って練習。
しかし、よいトラックを作ったつもりなので、うまくいけばよいが、、。
しかし、いつもライブのときは不安になる。
面白くできるか気になってしょうがない。
でも、いつも僕は終ったらこんなに楽しい夜はないと思ってしまうタイプなので、
ただ、演奏前だけ気になるのだ、と思い込ませるが、気になる。

アフリカは予防接種が少なくとも二種類あるらしく、
これはちょっと大変だな。

バンクーバーから限定エディション版「料亭!?」の高品質写真が10枚送られてくる!!
これは、現在限定65枚をバンクーバー美術館で販売している。
その65枚は美術館へのチャリティーなのだが、僕も10枚持っている。
これは近いうちに限定商品として販売しようと思っている。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-