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Journal -坂口恭平の毎日-

2006年7月31日(月)

お昼、「はつね」でラーメン食べようとしたが、混んでたので止めた。そのまま東高円寺のパラグローヴで今日搬出作業。無事完了。
今日の映像:liquid liquid 'cavarn'これはMOWAXが再発する時に作った映像だと思うが、元の映像はoskar fischingerというドイツの映像作家の1927年の作品。

2006年7月30日(日)

ソウが帰ってくる。風呂に入れて、近くのインド料理屋。インド人の中学生が日本語べらべらで働いている。カレーセット650円。
そして高円寺のパラグローブへ。ここで輸送用の箱に作品を詰め替える。2時から6時までかかる。
夜飯は冷やしうどん。
なんか今の自宅を使って、自宅の廊下を店にするという無茶なアイデア浮かんでしまう。どうかな。
最近の僕のロボットダンスへの接近を又さらに感じさせてくれる映像を発見。日本のバンド、polysicsのpvなのであるが、これはfat boy slimのpraise youのトーランスダンスグループと同じグルーヴを持つダンサー、弱冠10歳のstrong machine 2号さんの作品。

2006年7月29日(土)

まだ治らん。病院に行った。来週検査だそうだ。気管支拡張剤テオドール処方される。

2006年7月28日(金)

今日はライブの日だったが、やっぱり調子悪いので今回は無理しないことにした。従兄弟の高校生、そうと友人の村井クンが福岡から訪ねてくる。そうは筋金入りの馬鹿。僕と二人で親戚の中で浮いている。いいこといいこと。フジロックにいくらしい。夜はトランプ「にっぱち」にはまる。

2006年7月27日(木)

今日はバンクーバー展覧会用の出品作品梱包。
原さんと小倉さんが来てくれる。みんなで解体、梱包作業。僕は途中からやっぱり喘息大変なことになり、寝ながら見守る。すいません。
クルマはパラグローブのゲンサンが出してくれる。ありがとうございます。無事運び出し、僕は死にそうになったので途中で家に帰った。いよいよ展覧会の作業もオオズメ。

2006年7月26日(水)

いやいや風邪こじらせて,喘息でかけてて、しかし、どうにか回復。日記復活。今日はバンド練習。久々新宿doing.やっぱりここだよな。店長が適当でほっとした。戻ってきたかって顔。又お釣りはタダデはくれず、手品を見せられることに。その後,いつもの中華料理屋の姉ちゃんに一杯食べものもらって、そんでもって麦酒200円だし,ひとり千円だし。これで完治か。

2006年7月25日(火)

もういかん風邪がおかしくなって、終日寝る。しかし,寝るだけには飽き足らず信愛書店に行って山田玲司の「絶望に効くクスリ」第一巻購入。もう寝よう。ヤバい持病の喘息が,,,息がおかしい、
酸欠で熱は平熱なのに、頭がガンガン。

2006年7月24日(月)

もういかん風邪がおかしくなって,でもいかんせん寝てるわけにはいかず、秋葉原へ。苦し紛れにソーラーバッテリー購入。でも秋葉原って本当に今すごいな。文化祭が大人になったみたいな。高校の時にいた,変なオタクな人が、生徒会の美人と付き合っちゃたり、して,帰り路一緒なのを見ちゃったりしちゃったりした時のような気持ち(これはわかりにくいですか)
でも帰ってきてから,寝た。間に合うか!展覧会!

2006年7月23日(日)

今日は買い出し,かなり快調。エンジン全開で全部出来上がったも同然。
ボクは色々悩んでる時間がむだに見えてきた。いっつもやりたいことは一瞬で終るのだ。
何も悩んでしこしこ作るのだけが、製作ではない。ボクの場合,大抵一瞬で終るのだ。

2006年7月22日(土)

何となく、アントニーどうしてイルかなと思っていたら、アントニーから二年ぶりぐらいのメールが来た。
ぼくはこういうのが一番信じられる。いつもソバにイルやつばっかりじゃあない。

2006年7月21日(金)

疲れピーク。でも作業。マンクーソばっかり聴いている。

2006年7月20日(木)

HISでチケット買う。三人分。今回は前半バンクーバー、後半モントリオール。モントリオールでは来年開催される予定の巡回展を打ち合わせする予定うまくいけばとても面白いことになる。最近ボクの記事がアメリカや中国やハワイのネット新聞に載っていて、あれっっておもったら、ap通信の田渕さんが書いてくれていた。ありがとう。

2006年7月19日(水)

HISでチケットの手配、9月はカナダが異常に人気らしくて,あんまりないのでちょっと大変かも。おやじとかあちゃんも今回は一緒に行くので(!!)ちょっとしっかりやらんといかん。帰ってきて作業。ニックドレイクの自伝読むが暗すぎる。こんなはずじゃない。作詞作曲。カナダもの書物いろいろ購入。近くのイタリアで麦酒。

2006年7月18日(火)

帰ってきて作業。そして,来週はライブもある。旅行の手配が9月の分と4月の分と二件。バンクーバーのやつは26日までに仕上げなあかんし、なにやらテンパル。しかもなんか体調までおかしい。えーん。

2006年7月17日(月)

昨日からうちに泊まっていた美帆とリキとノノカとふうと5人でルクールピュへ。その後、ボクは表参道へ展覧会の撤収作業。亮太とdenと3人で。家に帰ってきて、新庄も集まってきて、今度のライブの練習。

2006年7月16日(日)

朝7時に大阪着。駅の喫茶店で朝食。その後天王寺へ。飛田新地を歩く。ミナミへ。なぜか服とか買う。昼飯はとんかつ屋へ。大阪農林会館という古いビルを若い人たちが再利用しているところ見に行く。ボクもこういうところにスペースを持ちたい。その後、grafも見に行く。ここはホントにいいスペース。バターナイフ購入。フレンチトースト食す。
そして,梅田芸術劇場へ。本日のメインイベント。維新派の公演。「ナツノトビラ」。今回は前回よりも音楽がすごい。少しエレクトロニカ入って来ている。人間の動きがそのまま脳神経の動きのようになっている。全員の動きがずれていて、それが30人揃って動くと,ズれているとは全く感じれない。演劇への欲望高まる。
その日の夜行で東京へ。

2006年7月15日(土)

今日はようやくモグラにいける日。ついたらさっそく平山さんが見にきてくれていて久々の再会。色々話す。その他今日はなんだか多い。読者も来てくれていて、さらにたまたま来たら、ボクの友人の知り合いだったとかいう偶然などもありました。亮太,ノブも来てくれて、一階で4人で乾杯。大学の時の同級生も見にきてくれた。
そのまま家に帰って、それからよっぱらったまま新宿から夜行バスで大阪へ。

2006年7月14日(金)

原さんと小倉さんが来訪。ボクのレプリカ製作の出来具合のチェック。「おーいいねぇ」とのこと。しかし、これを今月末までに仕上げて、さらに梱包して送り出さなくちゃいけないので、とりあえず大急ぎである。僕の家は空調がないのでみんなで汗かきながら話す。途中で麦酒が侵入してくる。
色々展覧会に見にきてくれているようでうれしい。もう恥ずかしくなくなった。出すまでは恥ずかしくてちょっと嫌だなとか思う。でも毎回、結局出した後は良かったなぁということになる。どんどん次ぎに向かって走ろう。

2006年7月13日(木)

作業。そろそろ本腰入れている。今回は完全レプリカを作っているが、材料を全部、新品で作っている。形も作り方も全く同じの新品の0円ハウスがどんな意味を持ってくるのか未だはっきりしない点も多いが、なんとなく直感で間違っていないというところで作っている。

2006年7月12日(水)

で、次はバンクーバー用の作業が待っている。島忠でちょっと買い物。帰って来て、すぐ作業。今日は土台。其の上のアルミの枠、完成。ようやく形が見えて来た。
夜、紅さんに電話。展覧会を見て来てくれたようで、色々感想聴く。なんだか、とっても気に入ってもらったようで、お世辞かもしれないが、喜ぶことにする。
MOGRAという場所が今回の展示にはぴったしだったようだ。
でも次がまだ終っていない。

2006年7月11日(火)

ニックドレイクの伝記止まっていたが、読み始める。その時代のアイランドレコードや、その周辺のちいさいインディペントのレーベルの動きが面白い。しかし、ニックドレイク自身はあらゆるものをおそれていたようだ。最後には、ライブなどを一切やめてしまう。当時全く無視され、アルバム3枚で5000枚にも満たなかった彼の音楽が今、自分たちの耳に入るとはいかなることか。
なんとなく今のMOGRAのボクの展覧会にも通じるか?とにかくやり続ければいい。出来たら、すぐ発表。そして、発表したら、そんなこと忘れて、すぐ次へ。何となく今日思ったこと。

2006年7月10日(月)

朝作業して完成。12時、展覧会オープン。オヤジと美帆とノノカが花とオカシ持って来てくれた。最終的には納得のいくものに近づけたと思っている。でも人のリアクションには敏感に反応してしまう。そりゃそうか。途中全然知らない人も見に来てくれた。平日の昼間に。夜、ふうも来てくれた。

2006年7月9日(日)

青山のJTBへ。 その後、MOGRAへ。搬入の詳細打ち合わせ。今日の夜に行うことにする。昼飯は近くの外国人レストラン。ナシゴレン。あんまり旨くない。家に帰って作業。途中から亮太が参入。夜はティーヌンでガパオ。夜10時に作業終了。そのまま作品持って原宿,MOGRAへ。搬入作業。こんなことやったの初めて。よく考えたら人に生の作品見せるのは初めて。12時過ぎに大筋完成。明日の朝で終る。帰りに亮太と乾杯。

2006年7月8日(土)

展覧会迫る。まだ終らん。作業の日。

2006年7月7日(金)

朝から区役所へ。気持ちいい並木道。夜は広尾の泥武士へ。祝宴。野菜がうまい。茄子の煮浸し絶品。アサリが蛤のようだった。肉は黒豚のメンチカツ。有機農法麦酒とかいろいろここはドリンクとかもよい。その後、散歩してたら感じのいいビストロ発見。覗いてたら、感じのいい女性二人にワインを振る舞われる。ごちそうさまです。トミーよりライブの依頼。7月下旬。その頃、多分バンクーバー用荷造りで一杯一杯。できるか?師匠からも幾つかの依頼。

2006年7月6日(木)

バンクーバーより、提案していた展示のプランでいけそうだという、ゴーサイン出る。ちょっとダメかもしれないといわれていたので、よかった。自製本入れるケースや、額縁の写真なども送られてくる。自分のイメージに合うのがありそうだ。ちょっといいかも。時間迫って来ている、あせる。でもそんな時に限って眠い。で、そういうときはガッマンせずに寝ることにする。

2006年7月5日(水)

昔、ボロ市で買ったぼろぼろの額縁引っ張りだして来て、展示する絵をいれてみる。意外とはまったので。これでいこうか。どんな展示になるのだろう。って自分が一番分かってないのかも。というか展示とかしたことねぇー、わけで、まぁでもそれぐらいの方がいいのかも。坂本屋でカツ丼。外食又増えて来た。自炊の方がうまいのにな。

2006年7月4日(火)

原さんとベルグで打ち合わせ。徐々に展覧会のイメージが固まってくる。育っていっているのがわかる。でも早く作らないと。その後、鍋が電話して来て、大金が手に入ったらしく、ゴールデン街へ、ボルチモアというjazzバーへ。20歳の店の子がかけたのが、ART EMSAMBLLE of CHICAGOとブリジットフォンティーヌのセッション。ヤバすぎた。ズブロッカから、ラフロイグ、ボンベイ、、、呑みまくる。 その後そこをあとにして、モジリアーニの絵がかかる、60年代からストップしているような飲み屋「K」。その後、美輪明宏のような人がやっている店へ。寿司食って帰る。仕事やんなきゃいけないと思いながら、気づくと朝だった。

2006年7月3日(月)

午前中展覧会用作業。バンクーバーのレイアウトについて。MOGRAのは、写真をカラーコピーして縮小して、貼る作業。昼過ぎに銀座に行って、また大地さんに会う。この人はアクセサリー屋さんのディレクター兼バイヤーのひとなんだけど、ちょっとそれを超越していて、さらにそれは建築のようにも見える。で、いろいろな人に紹介したいと言ってくれた。ありがたい。夜はfbpでパスタ。

2006年7月2日(日)

骨董屋の無相創へ。やっぱりここはいい。テーブルなど物色。椅子もリメイクして、いい革が張ってあった。バターケースと写真立て購入。
お昼は昨日泊まった父、母、妹、姪、リキとバルタザール。その後、花屋にいってブラックベリーの苗購入。ベーグル屋にもいって、冷凍用購入。

2006年7月1日(土)

家族大集合。オヤジ、母さん、亮太、美帆、ののか、ふうの母さん、ねえちゃん、メイ&ユメ。ドアに布被せて、テーブルにして、長テーブル作る。飯は、赤飯、春巻き、牛のたたき、馬刺、カボチャサラダ、おにぎり、シャンパンはヴーヴクリコの良いやつ買っちゃった。盛り上がって、子供たち大はしゃぎで楽しい夜。これからまた色々変化するのね。家のトマトを初収穫。皮が厚くてうまい。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-