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Journal -坂口恭平の毎日-

2006年3月31日(金)

来週火曜日用のデータ作成。しかし、ボクのマック、買ったそばからituneに曲いれすぎて3000曲超えてしまい、もうパソコン自体にディレイのエフェクターかけたみたいになっている。それでもどうにかやっている。ようやくデジタルの触りかたも分かってきて、それなりに使えるなと今更思っている。
宅配でLIQUID LIQUID送ってくる。ジャケットデザインはメンバーの一人、richard mcguireというベーシストがやっている。スペースマン3のkozikのジャケットに通じる絵。こういう絵をまっすぐに何も先入観なく見れる瞬間というのがある。ボーカルはSALという人でこの人のインタビューがのっていた。今もいろいろDJとかやっているみたいだ。ついでにテレビゲームの中の空間研究サイト、ここおもしろい。

2006年3月30日(木)

飯田橋に行き、くるみで広島焼き。今日は豚とろろ焼きと豚ソバダブル。生。何度食ってもうまい。その後団子カフェで黒蜜つぶあん饅頭、カボチャ饅頭。珈琲飲んで帰る。
今日は夜から頭がかち割れそうになり、安静。vagaのイビザのmix聴く。最近この人とラリーレヴァンを研究中だが、この人たちの音楽はカオスなんではあるが、それがなんというかどういう説明したら良いか、カオス状態というものに混乱しているのではなく、戯れているといった具合である。 それは吉阪隆生につながる不連続統一体なんではありますが、これを言っても初期ハウスと吉阪的建築的思考が繋がる話しなんてあり得るのか?となってしまう、んでありますがあり得ます。多いに。ボクは空間とダンスの間にネッ転がっているものを探している。それにしても頭が痛い。

2006年3月29日(水)

rucheで髪きり。
京都にJET SET RECORDSというのがありここのオンラインレコードショップが品揃え豊富で見て、解説読むだけでも相当面白い。no wave系も勿論強く、LIQUID LIQUIDの12インチがあったので購入。OPTIMOというfunk曲。とにかくジャケットがいいのよ。これは。突然変異の、伝統のかけらもない、あり得ない音とジャケットデザイン。なんかそんなニューヨークの彼方で埋もれていたレコードが西荻窪にヤマト運輸で代引きで家に配達されてくる事の不思議。感覚の配達。
夜カレー。

2006年3月28日(火)

午後から川崎。多摩川まで歩く。桜満開。グランドでは高校生たちが野球の試合。つりをするおやじさんたち。その横では犬が散歩でワンワン。そしてその横で川沿いに立ち並ぶ0円ハウス。凄い。庭が緑で溢れていて、畑もやっている。横は勿論川。今日は光が当たって、ロケーション最高。ここが東京で一番いい風景なんじゃないかと思った。というかこんなところに住みたい。本気でそう感じた。
世界堂に行って材料調達。フィルム出す。帰ってきて、レイアウト。意外に進む。
夕食はチャプチェ、チャーハン、笙がスープ。タワレコでリキッドリキッドのCD or DVD探すがない。MO'WAXから出ているらしいが、もう廃盤らしい。

2006年3月27日(月)

11時から外出。この前の阿佐ヶ谷周辺の続き。今日はサクラソウを育てて、4メートルぐらい並べているオジさん発見。この人も庭を持っていません。話をすると乗ってきて、実は写真も撮っているらしくそれも見せてくれた。表現欲がばりばりシミ出ているのに、穏やかで、いつも笑っているようです。この人たちは反応すると本当に凄いいいリアクションする。だれも嫌がらない。
「男からいいですねぇといわれたのは初めてだよ。」といわれ、はっとする。もう年金暮らしだといっていたが、50代ぐらいにしかみえない。おじさんというより、おじいちゃんの想像力に頭が下がる毎日。なんとか形にしたいものだ。
夜は五鉄で焼き肉。ここのカルビうまい。というか最近エンゲル係数高くなってきてるような気がする。飯食ってばっかりだ。第三次成長期の予感。
BGMはESGの名作、A SOUTH BRONX STORY。
ベースライン考えテばかりいる。

2006年3月26日(日)

骨董屋回って、物色。ベーグル購入。紫芋うまい。吉祥寺に行って、ラウンダアバウトで帽子購入。その後、チューンという店でも帽子購入。
liquid liquidという80年代のno waveバンドの曲聴きまくる。そのまま流れて、larry levan , joe claussel も聴く。liquid liquid と同時期のESGという三姉妹のバンドがいて、これがまた下手クソなんだけど、ファンクなんです。最近のファンクに向かっているベクトルがまたまたニューウェーブにぶつかる。ぼくはこうしていつまでもループを続けるのですな。master at work の片割れのvegaのmixも聴く。この人がセンスは一番いいのかもしれない。
「カッコーの巣の上で」を見て、ズーンと気持ちが落っこちる。無意識の映画。

2006年3月25日(土)

夜飯は西荻のイタリア料理屋fbpで。パスタはクルダイオーロ、ジェノバージェ、カルボナーラ、ピザはパンチェッタとマルゲリータ。ワインは白・赤ボトル一本づつ。家族大集合。食いまくる。 でも一人3000円ほど。ここは本当に手頃だ。新たにスペイン居酒屋発見する。

2006年3月24日(金)

スペクテイター最新号が送られてきた。今回もいい仕上がりです。ボクは「立体読書のすすめ」連載第二回目。ズッコケ三人組の幽霊屋敷です。見ていたら三回目のアイデアが浮かぶ。早速調査する。しかし、次はいつになるのでしょう。
最近はずっとfunkです。このまえ国際フォーラムのJBはかなりよかったらしい。ダンスも健在だったらしい。funky president聴く。その後beginning of the end、ファンカデリック、pop groupも。
飯は昨日つくったすき焼きのたれで親子丼、水菜セロリサラダ、みそ汁。

2006年3月23日(木)

ちくま学芸文庫の「デュシャンは語る」をまたまたまた繰り返して読む。もうこれは何回目だろう。わからん。文章も全部覚えているのにまた読む。そしてまた新しく何かを発見してしまう。彼は作品を作らない。金銭的にも名声にも成功を求めない。他の芸術に興味をもっていない。自分のやっていることも重要だと思っていない。でもそんなことを全部どうでもよくなるほど、真実を求めているのである。
それはタモリさんにも通じるスタイル。
ボクは歩きながら大体読む。それだとぽんぽん頭に入る。で、たまにぶつかる。
夜「ハンニバル」見る。ギリギリまで凄く面白い。終わりがうーん。映画というのはまた違ったものなのだなと。

2006年3月22日(水)

海外から二件ほど依頼のメール。でも一体なぜ知っているのか。よく分からないが、0円ハウスにかなり興味持っている様子である。とにかく話だけは聞いてみよう。
本の編集の仕方考える。そろそろ春なので、庭の本の方もきちんと進ませたいのだが、焦って適当でも駄目なので仕方が無いからゆっくりいこう。あとある町についてのスケッチの本のアイデア。何でもそんなに簡単にはできない。0円もようやく今になって返事が来るぐらいだ。
あとはmix cd作って遊ぶ。
春の野菜のパスタ。卵スープ。きんかん。豆腐サラダ。自炊。

2006年3月21日(火)

午前11時に錦糸町で集合。そのまま千葉、そこから外房線で茂原。そこからバスで30分。さらに歩いて30分。もう山の中だ。こんなところ久しぶりに来た。こんなところ誰が来るのか?と思われるような場所に美術館がある。「as it is」という美術館。古道具屋をやっている坂田さんという人が作った美術館だ。 中には骨董品というよりは昔からずっと使われてきた生活品の渋ーいモノが弥生時代から現代まで境界線無く並べられている。ネルコーヒー落とし布なんてのもある。それが済州島の丸木舟と並んでいる。とても静かなところ。贅沢な時間。とにかく今日は歩きまくった。しかも店が無いのでなかなか買い食いできない。田舎にどこにでもある、古びたスーパーで清見蜜柑購入。家に着いたのは7時半だった。建築は中村好文氏設計で、いい。
しかし、その横に本物の土壁の倉庫が有り、それがホント利休好みのいい品物でした。

2006年3月20日(月)

午前中撮影。今日は80歳の元警察官のオジさんの家にお邪魔する。
この人は蘭を趣味で育てている。というか部屋中蘭だらけでもはや趣味ではない。メジロも育てていて、庭のスペースなんか全くないのに狭いところにとにかく並べている。しかも、隣の家の庭もプロデュースしているらしく他の人の庭にも無断で入って説明してくれた。やっぱり東京の庭師は凄い。
その帰りに文房具がつぶれそうになっていて、大出血サービスやっていて、前々から気になっていた判子が入ってる古い木の入れ物が判子入りで3千円で売ってくれと言ってみたらOKが出たので持って帰る。品物無くなっていてスカスカになってしまった文房具屋が現代美術のインスタレーションに見えてくるから不思議だ。
少し昼寝して、夕方からノノカに会いに西巣鴨へ。美帆の家で親父、母、美帆と食事。
ニック・ドレイク、フレッド・ニール、アシッド・フォーク関連聞き漁る。ゾンビーズ、そしてピンクフロイドの1st,もそうだ。なんかあるこの辺。ティムバックリー、シャギーオーティスにも繋がるし、CANもそうだしな。

2006年3月19日(日)

寿司が食いたくなったので西荻の寿司安へ。上寿司注文。ふーと亮太も一緒。炙った穴子がうまい。でもやっぱり卵がうまい。これじゃ子供です。
帰ってきて最近の漫画の動向を話す。熊本から持って帰ってきた米焼酎の古酒飲み干す。とにかくiTUNEでランダムに曲をかけながら凄いの無いか聞きまくる。ホント音楽の聴き方が変わってくる。

2006年3月18日(土)

吉祥寺の無印良品に行って、紙管の組み立て家具を今度作る予定のものの材料として買おうと思っていくと、以前は丸い管だったのに四角に変わっていてそれがとても感じがよい。よって購入。これは原さんに作ってあげる「易断ハウス」のもとになる。
その後、作業。夕方一時中断して外出。帰ってきてまた製作。夜十時完成。そのまま高円寺のパラグローブというギャラリーに持っていく。原さんに渡す。喜んでもらえたようでほっとする。

2006年3月17日(金)

杉浦日向子さんの「江戸へようこそ」読む。というか僕の下の古本屋セレクトいい。見た目は普通なんだけど、漫画を中心に凄くイイ品揃え。この本は漫画ではなくて、江戸についてのエッセイ。江戸といっても所謂江戸風俗研究家ではないわけで、江戸の吉原の話から渋谷の女子高校生に直結していく回路をもっていながら語っていく。ゴッホが頭に描いていた江戸の方が、僕たちが考えている昔の日本のイメージより確かなところが多いのではないか? 網野さんの室町以前の日本の状況もかなり刺激的だったが、要するに囲炉裏とか、浅草っぽい雰囲気とかじゃない、もっと原色の日本の風景をもっと知りたい。それがセンター街とそんなに変わらないのじゃあないか。

2006年3月16日(木)

大松庵でソバ食べようとしたら閉まっていたのでオリジン。CUBE借りて見る。しかし、それより一緒に入っていた元になっていたエレベーターの方が面白いような気がする。
のらぼうに「はるか」をお土産に持っていく。はるかとは熊本の特産のみかんの新種。これがうまく毎年送ってもらっているが、本当にうまい、和製グレープフルーツ。

2006年3月15日(水)

午前中撮影。新宿で材料物色。あまりいいのが無いので中野島忠で物色。夜京都の講演会で知り合った学生タロとケイコ来西荻。家で3時まで飲む。明日遅刻するか?
遅刻した。

2006年3月14日(火)

昼過ぎに六本木に。今日はゼロックス試し刷りの日。データに少々不安抱えながら持っていったら的中。ちょっと失敗して一回家に帰る。とりあえず落ち着いて、はいっもう一回。 現場には最近木村伊兵衛賞をとられた鷹野さんも同じプリンタを使っていらして二人で譲り合いながらやっていく。2メートル×3メートルの巨大な写真を作るのに、二枚プリントアウトして貼り合わせる。今回はちょっと画像荒かったがまあ良いでしょう。それにしてもこれくらいでかい写真だとまた違う写真に変わる。実物大なのでほんとうにそこに建っているようだ。これが何枚か揃えばかなり迫力のある作品になりそうだ。
作業が終わって、青山「香咲」でホットケーキ食べる。うまいから一人で一枚食った。飯は西荻でFBPのパスタ。グラッパのもうかと思ったが止めた。

2006年3月13日(月)

午前中、西荻駅から少し行ったところにある凄い庭園にいく。ここは以前、佐々木のおばちゃんが教えてくれたところで普通の区民菜園の隣に趣味の園芸家が五重塔や裸体の女性など植栽を刈り込んで作っている。西荻イングリッシュガーデンというかシザーハンズというか。いって良く見てみるとディテールも手が込んであり、これは大収穫。
午後は新宿のキンコーズで明日の出力のデータ作り。これで準備完了。夜は熊本美術館に送る用の資料を製作。その後ホムンクルス4巻まで読了。絵がいい。ターミネーター2に影響受けているかな。

2006年3月12日(日)

3年前、FREE MARKETというシリーズの写真を撮っていて、最近それをもっと広げていこうかなとようやく思い始めるに至って、それではまた代々木に行こうと思って、原宿駅にお昼向かったのだが、いるのはバンドばっかりで、その中にポツンと5軒ぐらいが営業していた。営業と行っても路上なのですけど、そこでまた鯨のキーホルダーがかっこ良かったので買った。50円だった。 そのオジさんに話をきくと3年前には20軒以上もあったのが警察に撤去されてしまったらしい。少し悲しくなったが、あの時写真撮っておいて良かった、これをどうにかせねばなと思った。でもあれは出版社に持っていってもどうにもならないかもなぁと思った。
その後、普通のキッズたちがやっている本物の蚤の市にいったらついついいっぱい買い物した。その中に5年ぐらいあっていなかったヨギンがアクセサリー売っていた。昔、こいつと一緒に多摩川歩いていて僕は0円ハウスにあったのでそのこと思い出した。子供二人産まれてがんばっている様子だった。また音楽やりたくなってきた。
その後、恵比寿でジョニー・ウォーカーのギャラリーでオープニングやっていたので誘われていってみる。そこで会田誠さんに久しぶりに会う。僕の本は見てくれていて、その昔、恵比寿のみるくで会って以来でその時に会った人が他にもいて色々話した。西荻ビエンナーレの話が気になる。 その後、表参道ヒルズで夕食会。体験しておこうと思って、ごちそうになる。「やさい屋めい」というお店。なんかちょっとセレブパーティーのノリです。僕は似合いませんのでとにかく飲んだ。nhkのフランス講座の先生と喋っていた。そこでAFP通信社の編集長の人とあって話しているといろいろ感じてくれてまた会おうという事になった。やっぱりこういうところへいくと人と繋がるからあんまりサボらずに色々参加しようかなと思った。
帰ってきて「ハンターハンター」よんだ。

2006年3月11日(土)

六本木でマコと待ち合わせ。
今日はスーパーデラックスでチェルフィッチュという劇団の「三月の五日間」という演劇を見にいく。スーパーデラックスというのは六本木の色々おもしろい事をやっている、どっちかというとクラブなんですが、そのなんともいえないスペースなので演劇をやるときはどうなるのかなと思いながらいきましたが、感じがイイものでした。 内容も大道具、小道具一切なし、人が最近起こった事について話すだけなんだが、それが超リアル日本語で「っていうか~」とか「あっ、そうなんだ。』とかばっかりで舞城王太郎の演劇板かと思いきや、話の内容は何にも起きないなんというか「音響」っぽいなぁとか思っていたら、終演後のトークは「シカゴのトータスというバンドがスキ」といっていてそのまんまだなと思った。 でも演劇という世界はなかなかおもしろい事するのが難しいと思っているのでいいなぁと思った。維新派の大阪公演のチケットとったが、あれも演劇というわけではないんだよねぇと思っている。

2006年3月10日(金)

深夜12時新宿2丁目のそば屋さんでHさん、J・W、ら5人と待ち合わせ。 ちょっと腹ごしらえしてから、ビルの裏口のようなところから地下に降りる。
今日はHさんの知り合いのSM嬢(?)の人のライブがあるというので社会勉強織り交ぜていってみることに。
中には、ゲイの人やらレズの人やら裸の女の人を撮りにきたサラリーマン親父やTバックしか着ていない男の人や、舞踏会用の仮面被っている性別分からん人やとにかく日が当たっているときは仮の姿で生活しているであろう人たちが晴れの姿で大集合というか、いっつもこういう格好で生きていける世の中とはどういうもんなのだろうかとかんがえたりしながらも、やっぱりそれではこの人たちもおもしろくないのかな?ということはこういう抑圧された世の中も案外いける口なのか。 内容もいろいろバラエティに富んでいて、そういう趣味無しの僕でも十二分に堪能できた。そのまた地下では「ゴスロリ(?)」っていうのかなああいうのって?のファッションショーがあっていてそれがまた凄く良くて僕なんか一番前に座って上見上げてポカ~ンとしていたら一緒にきていた人に笑われた。でも良かったんだよな。ほんと。
そこでヨーロッパの危ない人みたいな外人がDJやっていたのですが、それがまた凄くて、朝7時から仕事だったのですが、4時半まで居座りました。でもさっき蝋燭を女性にたらされていた人は5時半から仕事とか言っていて、そういうところでなんか産まれていくんだなぁと「文化」だなぁそれは、とか考えたりした。

2006年3月9日(木)

紅さんから電話。以前取材してくれた読売新聞の小林さんが興味を持ってくれているようで、資料を送ってくれていたのだが、早速リアクションありの様子。熊本県立美術館のディレクターの方に紹介してくれるそうでこれがうまくいけば日本でも発表できる事になる。しかも地元。これは面白くなってくれればありがたい。早速、美術館側に資料を送る予定である。
午後、来週のゼロックスの印刷用にデジタル処理。でもパソコン使っていたら肩こって頭が痛くなって、「からだハウス」に行ってマッサージしてもらおうとするが生憎閉まっていた。仕方ないので作業続ける。
6月、横浜に出すビデオ作品のまとめも一緒に作業。今週はとにかくこれらの作業を一気に仕上げる。ぞ。

2006年3月8日(水)

東京に帰ってくる。原さんから電話があり、ケベック州の美術館より連絡ありとの事。バンクーバー美術館からの巡回展に興味を持ってくれているようだ。というかぜひしたいとの事。なんかまた動いた。うまく色んな話が繋がってきている。すこし風が吹いているようだ。こういうときはとにかく前進あるのみ。
あまり悩まず、細かいところもあまり気にせず、話をうまく進めていくのみ。細部は後で。締め切り決めて一気に。
そういえば親父もいろいろと宣伝活動してくれているようでありがたい。

2006年3月7日(火)

四日目。いきなり最終日。今日は車に乗せてもらって阿蘇へ。今回一番行きたかったところへ行く。それは幣平宮(へいたらぐう)というところで。いわゆる神社である。しかしそこは神話の発生の場でもあり、高千穂宮ともいわれるそうだ。そこらへんに歴代天皇から送られた巨木が立ち並び、明らかに周辺の空間とは異質の空間になっている。ここは天皇がお忍びでくるところでもあるそうで、なんでも「気」をもらえるそうなのだ。
階段を上ると、、すぐ分かった。空気が全然変わる。すごく軽くなるというか、新鮮になるというか、とにかく明らかに違いが分かる。これは気持ちがいい。頭がしゃんとする。いろいろ神主に聞いてみたかったが、時間があまりなくいよいよ帰京。ここは今後調査が必要であります。蘇陽高校の裏にあります。行ってみてください。
今回の熊本は初めて見る風景もありよい収穫となりました。

2006年3月6日(月)

オニと12時待ち合わせ。近くの「インド食堂」でランチ。僕は麦酒だけ。色々近況話す。オニも来月から三鷹にくるらしい。ヨイコトヨイコト。遊び仲間が増える。
藤田さんと「大黒」というお好み焼き屋に行く予定がそこがあいていないのでキャンセル。時間が余ったので現代美術館で読書。ここは最高の無為の時間が過ごせる。幽幽白書読む。
Aと待ち合わせ。泥武士に行く。ここは東京の銀座にもお店があるおいしい料理屋。ヒラメと黒豚と卵焼きとか食べる。焼酎とか飲む。次は「やまかわ」にいく。ここも焼酎と肴の店。狭くて良い。
しかしいきなり風邪気味。いかんなこれは。

2006年3月5日(日)

熊本二日目。昼前に起床。腹が減ったので街に繰り出す。途中、藤田さんに電話。この人はサンワ工務店というところの人で、僕が十代にお世話になった商店建築工務店のなんでもこなす怪人。久しぶり。三年ぶりぐらい。今回は時間があるので色んな人にあえる。いきなりこっちに来てくれるそうで、待つ。
車にのって、近くのじゃんじゃんゴーという店へ。ちょっと手伝えというので現場仕事を手伝う。そこは去年妹が披露宴したところ。挨拶する。
そのまま事務所へ。ひさしぶり。そして隣のスタンダートへ。シンヤさんと会う。まだ無茶苦茶やってるなと笑われる。でもうれしそうだ。そうです。ぼくは昔から放浪者です。ふらふらしてばかりいます。田舎の知り合いの人とはズレない。それがあるからぼくも東京でも気合いが入る。
その後、親父たちが迎えにくる。そのまま今購入しようか迷っている物件を見に行く。入り口はまるでメキシコ。石の階段を上ると家が見える。そこからの見晴らしは信じられないほど。いい。家は平屋の長い家。清家清に見えなくもない。多少は改装が必要そうだが、物件としてはバッチリなのではないか。
家に帰ってきて、ののかに会って。飯。寿司。麦酒飲んで、カンのDVDみて寝る。田舎天国。やっぱり時間の尺が違う。

2006年3月4日(土)

 お土産は「小ざさ」の最中。ル・クール・ピュのプリン。午後7時羽田発熊本行。親父が迎えにきてくれた。 でも飛行機や新幹線に乗る時の感じはなぜああいう気持ちになるのかな。これをエッセイで書こうかなぁとか考える。いつもは読まないような本を買いたくなる気持ち。 重松清さんの「見張り塔からずっと」を買う。どんな本かも何もみずにぱっと買った。そういう気にさせる。飛行機はいつもそう。読むうちにこれは凄いなと思ってきた。ルポタージュの手法で小説を書いているが、そういう記事のなかでは当然消えてなくなってしまうだろうな些細な精神の動きが全部書かれている。何にもしない人間のじつはぐるぐる回っている中身。「カラス」読む。ジャケットはキリコ風の新興団地。
熊本到着。姪っ子の埜々花(ののか)と初対面。わしもオジさんになった。抱いても泣かん。笑っとる。良い度胸。赤ちゃんがいると接吻とかおっぱいとか普段内側に隠れているものが表に登場してくる。それはとても自由である。あの埜々花の肌を見て本当に飽きなくて見続ける。
夕食食べて麦酒5、6本飲んで、俺も寝ない姪も興奮して寝ない。久々にテレビを見る。ON AIR バトルがやっていた。三拍子の背が高い方を久々に見た。やっぱりなんか気になる。

2006年3月3日(金)

食事は水菜づくし。最近は杉並契約農家の人がつくっている水菜。これは市販で売られているのより、もっとしゃきしゃきですこし辛い。これがうまい。みそ汁にもいれてみた。
「snatch」みる。面白いが、昨日の探偵スルースに比べると、ちょっと洒落すぎているかな。どっちともイギリスなのが興味深い。
明日から熊本。

2006年3月2日(木)

和食食べたくなって、どこかに行こうかと思ったら、良い機会だから「のらぼうや」に久しぶりに行った。予約なしで入れたので幸運。ひじきと鳥そぼろとレンコンの炊き込みご飯、豚汁、トマト入りだし巻き卵、初鰹とタマネギのサラダ、ふきのとうとチーズの揚げ春巻き。やっぱりここは天国。 うますぎて、エーデルピルス→芋焼酎田苑3杯その後、大将と話し盛り上がって、漫画「孤独のグルメ」の話をするとそれ知ってますかと逆に盛り上がり、話は尽きず、やっぱりセンス通じるところ有り、でも本当にここはおいしい。おいしいというのだけじゃないんだよなぁ。また西荻にきて、高円寺とは食が変わり、それが自分にとっては色んな発見につながり、さらに自分が今まで避けていた世界にも少しづつ足を踏み入れているという感じ。 静かな冒険。微動である。
ちょっと飯食うつもりが3時間みっちりいた。大将の段取りがきもちいい。
でもお店で仲良くなるのはとてもいいことだし、また違う体験ができるので最高なのではあるが、違った視点で行くとなんにも感じ取られなく気軽に匿名のままで食べる世界もこれまた格別でもあるわけで、いつも僕はその壁の具合にいろいろ考える。
ムゲンで杉浦日向子さんの「百日紅」三巻セット購入。北斎の日常の話。これは面白そうだ。
探偵スルース全部みる。これはちょっと凄いよ。二人の会話だけだった。本当に最後まで。久々のヒット。マン・オンザ・ムーンと一緒に。こういう映画を見たい。
bgm pharcyde [soul flower]

2006年3月1日(水)

ようやく3月。私の4月はもうすぐそこ。マイルスのRELAX'IN聴く。こりゃいいよ。少しだけ探偵スルースみる。これはたぶんヤバい映画になるでしょう。出演者は2人だけ。その片方の奇想天外な家の中で繰り広げられる会話だけ。これはデュシャンの香りがプンプン匂う。
今日は昨日の残りでドリアを作る。奥さんみたいやん、これじゃ。
フランスに請求書書く。ってどうやって書けばいいの?分からないのでレッドさんに問い合わせて手描きの請求書完成。なんかちょっとフィフティーズっぽいんだよ。請求書にスタイルも糞もないか。
庭の写真集にちょうどよさそうな見本になりそうな本発見。って自分のいつもみている本の中からだけど。こうやっていろいろぐるぐるまわって一周する。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-