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Journal -坂口恭平の毎日-

2004年12月7日(火)

通りを歩いているとソテツの木が植えているのを見かける。
まるで南国の家のような庭になっているのもある。
あれは一体何だろう。気になる。

2004年12月6日(月)

撮影。新井薬師の駅近くの庭師を訪ねる。
彼は以前紳士服のテーラーだったが、退職後、息子も独立した後、庭造りに励み始めたそうだ。見たこともないような花ばかり育てている。
もちろん庭といえるようなスペースは無く、道路にそって増殖している。
車輪のついた植木鉢も発見。

2004年12月5日(日)

阿佐ヶ谷にユーリ・ノルシュテインというロシアの映像作家の映画を見に行くが、満席で見れず。
それで久しぶりにそのまま近くの名曲喫茶「ヴィオロン」に行き、コーヒー一杯。
喫茶店も記録に残しておきたい。
夜水炊き。鳥団子はなぜこんなに美味しい?

2004年12月4日(土)

石山研究室時代の先輩松本さん夫妻と、大工職人市根井さんと4人でドラム缶ツアー。
幻庵とはじめてのご対面。
通りから少し入り、小川沿いに車を走る。
手すりのない橋を渡ると見えてくる。
幻庵にたどり着くまでの道が苔に覆われていて気持ちを高ぶらせる。
徐々に見えてくる、鉄の塊。
森の中でそこだけぽっかり穴が開いていて、光が入ってきている。
周りはすべて緑で覆われ、ドラム缶の家とはぜんぜん違う印象。
初めて後姿も拝見。こっちもいい。
こんなのは初めてだ。シュバルの時よりもぐっとくる。
とにかく一時ぼーっとした。説明不可能。
その後、またドラム缶にも立ち寄り、久々に花子さんにも会う。
いつものように気持ちのよい会合になる。
とにかく自分も続けていこうと励まされた。

2004年12月3日(金)

明日のお土産用に荻窪「ル・クール・ピュ」というパン屋へ。
ここのパンはとにかく旨い。そして店構えもいい。こんな店が増えればいい。
ここの胡桃レーズンパンは絶品。パリを思い出す。

2004年12月2日(木)

原弘という昔活躍したグラフィックデザイナーのエッセイ読む。
そこに夏目漱石の装丁の話が載っていた。
以前鎌倉にいったときに立ち寄った古本屋があって、そこは今和次郎の民家採集の原本なんかもあるようなところで、夏目漱石の我輩は猫であるの古い本も置いてあり、その装丁に揺さぶられたのを思い出した。
それは橋口五葉という作家の作品らしい。
装丁家が今気になる。

0円ハウス -Kyohei Sakaguchi-